朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2013/10/29 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 気温が下がり11月上旬並みの肌寒さとなっていますが、市場の方も11月 1日が受渡日となる今日から実質的に11月相場入りとなりました。 ところで、東京電力管内の次世代電力計(スマートメーター)の全世帯(計 2700万台)設置は、当初2023年度完了予定でしたが、2020年度完 了に3年前倒しされました。 ちなみにスマートメーターとは、通信機能を持たせた電力計で、電力をいつ どれだけ使ったかのデータを電力会社に30分ごとに送信し、電力会社はほぼ リアルタイムで電力使用量の変化をつかむことが可能になります。 スマートメーターが導入されれば、電力会社の検針員が各家庭を回って毎月 の電力消費量を調べていた検診業務が自動化されます。また、2016年の電 力小売り自由化後は、電力使用量の細かなデータに基づき「昼間4時間だけ高 く、夜間は安い」といった柔軟な料金プランも可能になり、電力消費量の動き から高齢者の異変を察知する「見守りサービス」などの検討も進みます。 東電は来年度からスマートメーターの設置を本格化させる計画で、初年度は 190万台、その後、2016年度から2018年度の3年間に年570万台 を設置し導入期間の短縮を図ります。 すでに市場ではスマートメーター関連の一角に動意がみられますが、スマー トメーターは東電以外では関西電力が既に200万台を導入しており、他の電 力会社でも導入を進める予定で、日本のスマートメーターの需要は約7700 万台に達すると見込まれています。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.自動車ブランド別の信頼性ランキング 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 14325.98(- 70.06)▼0.49% ◎TOPIX 1193.50(- 4.86)▼0.41% ◎売買高概算 29億0316万株 ◎売買代金概算 1兆8741億円 ◎時価総額 418兆6526億円 ◎値上り銘柄数 566 ◎(年初来)新高値 44 ◎値下り銘柄数 1071 ◎(年初来)新安値 4 ◎変わらず 115 ◎騰落レシオ(25日) 95.50% ◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 ○○○○●○○●○●○● 66.7% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-0.45% 75日線比+1.07% ◎為替 (対ドル) 97.52 (対ユーロ)134.43 ◎出来高上位 1.三井住友建<1821> 132円(+ 6円)225,646千株 2.キムラタン<8107> 13円(- 3円)183,223千株 3.みずほ <8411> 207円(- 2円)120,107千株 4.冶金工 <5480> 370円(+ 23円)106,569千株 5.安藤・間 <1719> 403円(+ 25円) 88,929千株 ◎売買代金上位 (円) 1.コマツ <6301> 2168円(-190円) 52,375百万 2.ソフトBK<9984> 7370円(-110円) 48,589百万 3.トヨタ自 <7203> 6270円(- 40円) 48,167百万 4.東電 <9501> 532円(+ 18円) 42,437百万 5.冶金工 <5480> 370円(+ 23円) 40,015百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1380万株 買い1080万株 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比70円(0.49%)安の 1万4325円で取引終了です。 昨晩のNYダウは1ドルの小幅安でしたが、円相場が1ドル=97.50円 前後、1ユー=134.50円前後とやや円高に振れたことを嫌気し、加えて 昨日に307円の大幅高となった後だけに朝方から売りが先行。9:13には 下げ幅が171円となって1万4224円まで下押しする場面がありました。 ただ、下値では好決算銘柄中心に買いが入って相場を下支えし、引けにかけて 幾分下げ幅を縮小しています。主要企業の決算発表に加え、今晩から2日間開 催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に市場の注目が集まっています。 売買代金は概算1兆8741億円、上海総合指数は5ポイント安の2128で す。 業種別では、非鉄、電力ガス、医薬品、水産などが高く、機械、海運、空運、 証券、銀行などが下げています。 個別銘柄では、名古屋地区大手で名古屋鉄道が筆頭株主、耐震補強事業拡大 の矢作建設がストップ高で100円高の675円。昨日の引け後に14年3月 期連結営業利益計画を前期比2.3倍の60億円と従来計画33億円から大幅 上昇修正し、好感した買いが集まっています。公共施設など新たな耐震化市場 の開拓などにより建設事業全般の受注が好調です。 建設関連では、トンネル・ダムなど大型土木に定評の安藤ハザマが25円高 の403円、土木主体の飛島建が6円高の197円、トンネルやダムに強い西 松建が8円高の355円といずれも年初来高値更新。大林道路が36円高の5 93円、東亜道路が48円高の527円、松井建設が24円高の431円と値 を飛ばしています。 キーエンスが1850円高の3万7700円と大幅高で年初来高値更新。昨 日の引け後に4~9月期の連結純利益が前年同期比31%増の421億円と発 表。自動車や機械分野の投資が活発になり、産業用ロボットの制御センサー機 器が好調、海外も増収となり、業績好調を好感した買いが入っています。 フレキシブルプリント基板(FPC)では世界有数のフジクラが51円高の 438円と大幅高。昨日の引け後に発表した4~9月期連結最終損益が34億 円の黒字(前年同期は40億円の赤字)と大幅改善し、併せて1000万株、 50億円を上限とする自社株買いを発表し、好感した買いが入っています。ワ イヤハーネスなど自動電装事業が上半期の業績回復を牽引しています。 医師向け情報サイトを運営するエムスリーが8500円高の27万2500 円と値を飛ばしています。4~9月期連結純利益が前年同期比35%増の35 億円となり、4~9月としては過去最高を記録。好感した買いが入っています。 その他、高吸水性樹脂世界トップの日本触媒が23円高の1220円、冷蔵 倉庫と冷凍食品で首位のニチレイが16円高の528円、河川・道路補強等の 防災用建築・土木資材の前田工繊が19円高の1268円、スマートメーター の東光高岳が164円高の2064円と連日の大幅高で年初来高値更新、4~ 9月期営業益過去最高のKDDIは120円高の5230円と連日で値を飛ば し、薬品株では小野薬品が710円高の6940円と大きく値を上げています。 本日の新高値銘柄は、安藤ハザマ、飛島建、西松建設、矢作建、日油、BM L、ニチレキ、日本コンクリート、日立金属、ノーリツ、東光高岳、キーエン ス、ピジョン・・・等々です。 ━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━ ア┃ク┃ア┃ ス┃ペ┃シ┃ャ┃ル┃版┃ ━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」 独自の観点でaquaがやさしく解説します。 株価チャート活用の仕方も随時掲載中! ■■ お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ■■ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・1~9月の不動産売買、リーマン前の07年以来の水準回復 ・9月の完全失業率、4.0%に改善 有効求人倍率は横ばい ・9月の実質消費支出、前年比3.7%増 消費者心理改善で ・9月の小売業販売額は前年比3.1%増 自動車販売が好調 ・野村、4~9月期純利益が前年比22倍に 中間配当を増額 ・三菱自、4~9月期55%増益 復配やベースアップも検討 ・H2Oリテ、通期の営業利益見通しを上方修正 高額品好調 ・温暖化ガス排出量05年度比3.8%減 政府が新目標検討 ・米アップルの7~9月期、3期連続の減益 粗利益率も低下 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 据置き C(9983)ファーストリテ 17,000→16,000円 [UBS証券] 据置き A(6588)東芝テック 620→ 680円 据置き A(6861)キーエンス 37,500→43,000円 [野村証券] 据置き A(9433)KDDI 6,260→ 6,440円 引下げ A→B(6301)コマツ 2,780→ 2,350円 引下げ A→C(2212)山崎製パン 1,300→ 940円 [三菱UFJMS証券] 据置き A(4185)JSR 2,050→ 2,150円 据置き A(6301)コマツ 3,300円 据置き B(6305)日立建機 2,200円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】自動車ブランド別の信頼性ランキング ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 国内自動車大手が昨日発表した9月の国内生産台数は前年同月比12.8% 増の82万7139台で、13カ月ぶりにプラスに転じています。 エコカー補助金の効果で高水準の販売が続いた反動で、補助金制度が終了し て以降は前年比マイナスが続いていましたが、ようやく補助金切れの影響から 脱した恰好です。自動車大手全体の輸出も、8月に1年1カ月ぶりに増加に転 じて9月も引き続き増勢を維持しています。 ところで、トヨタグループ(ダイハツ工業と日野自動車を含む)の昨年1年 間の世界販売台数は過去最高の974万8千台で、2年ぶりに世界首位に返り 咲いており、今年1~9月累計は前年同期比0.1%増の741万2千台で、 同期間の米ゼネラル・モーターズ(GM)の725万台、独フォルクスワーゲ ン(VW)グループの703万台を上回り首位を維持しています。 ちなみに、米有力消費者情報誌「コンシューマー・リポート」が公表した2 013年の自動車ブランド別の信頼性ランキング(下記)によりますと、トヨ タの高級車ブランド「レクサス」が前年の3位から首位に躍進しています。 ◆自動車ブランド別の信頼性ランキング ※カッコ内は前年順位 1位(3) レクサス 2位(2) トヨタ 3位(7) アキュラ 4位(8) アウディ 5位(4) マツダ 上位5ブランドのうち、「レクサス」とトヨタの大衆車ブランド「トヨタ」、 そして大きく順位を上げたホンダの高級車ブランド「アキュラ」、一つ順位を 落とした「マツダ」の4ブランドが日本勢です。 「トヨタ」は前年同様2位を維持しましたが、その一方でコンシューマー・ リポート誌はトヨタの「カムリ」「プリウスV」「RAV4」に関して、衝突 試験の結果が悪かったとしてこの3車種を推奨リストから除外しています。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 今夏は猛暑でしたが、今冬は寒さが厳しくなる見通しで、その間にある秋はあ っという間に過ぎ去ってしまう感覚です。今シーズンも冬物衣料や暖房器具の 動きだしが早そうです。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━