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━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━ ア┃ク┃ア┃ ス┃ペ┃シ┃ャ┃ル┃版┃ ━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」 独自の観点でaquaがやさしく解説します。 株価チャート活用の仕方も随時掲載中! ■■ お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ■■ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2013/11/15 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 日本の株式市場における売買シェアが7割弱に達する海外投資家の動向は相 場に大きな影響を及ぼします。 その海外投資家が日本株をどのように見ているかについては、論じるよりも 足元のデータを確認する方が実体を正確に把握できます。 今回の上昇相場は昨年11月14日に当時の野田総理による衆院解散表明に 端を発したわけですが、あれからちょうど1年が経過し、昨年の11月第3週 から直近13年11月第1週までの海外投資家の累計買越額は12兆8307 億円に達しています。 12年の海外勢の年間買越額が2兆8264億円だったことと比較しますと、 今回の海外勢の日本株に対するスタンスが自ずと分かるというものです。 ちなみに、東京証券取引所が集計を始めた1982年以降、海外勢の年間買 越額が過去最高だったのは、郵政解散をきっかけに相場が活況となった200 5年の10兆3218億円です。今年1月から11月第1週までの海外勢の累 計買越額はすでに10兆8576億円に達しており、現時点で過去最高だった 05年の買越額を上回る空前の規模となっています。 なお、足元の相場は円安と株高が同時に進行しています。円安は企業業績の 押し上げ要因となるため株価の上昇余地が広がるとともに、円安によってドル 建てで見た日本株の割安感が強まるため、海外勢が買い増しに動きやすくなる いう点も重要なポイントです。 なぜ円安になればドル建てで見た日本株の割安感が強まるのかと言いますと、 たとえば900円の銘柄のドル建ての評価額は1ドル=90円であれば10ド ルですが、株価が変わらずでも円安が進み1ドル=100円となれば同銘柄の ドル建て評価額は9ドルに下がるということです。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.冬が来れば 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 15165.92(+289.51)△1.95% ◎TOPIX 1239.04(+ 20.49)△1.68% ◎売買高概算 32億0791万株 ◎売買代金概算 2兆8833億円 ◎時価総額 434兆4330億円 ◎値上り銘柄数 1375 ◎(年初来)新高値 90 ◎値下り銘柄数 294 ◎(年初来)新安値 1 ◎変わらず 89 ◎騰落レシオ(25日)123.52% ◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ○●●○○●●○○●○○ 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+4.98% 75日線比+7.07% ◎為替 (対ドル)100.05 (対ユーロ)134.65 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 218円(+ 4円)243,598千株 2.野村 <8604> 790円(+ 36円)135,925千株 3.三菱UFJ<8306> 658円(+ 13円)135,477千株 4.ケネディク<4321> 568円(+ 32円) 78,264千株 5.神戸鋼 <5406> 179円(+ 3円) 70,132千株 ◎売買代金上位 (円) 1.日経レバE<1570>10270円(+390円)119,258百万 2.野村 <8604> 790円(+ 36円)106,452百万 3.三菱UFJ<8306> 658円(+ 13円) 88,573百万 4.三井住友 <8316> 5080円(+145円) 86,234百万 5.トヨタ自 <7203> 6370円(+ 60円) 77,438百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1030万株 買い2200万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比289円(1.95 %)高の1万5165円で取引終了です。 5月22日に付けた終値ベースでの年初来高値1万5627円まで462円 に迫っています。昨晩のNYダウがイエレン・トレード(次期米FRB議長の イエレン氏の金融緩和政策を好感した買い)で54ドル高となって史上最高値 を更新したこと、独DAX指数も史上最高値を更新するなど世界的株高の流れ を受け、加えて円相場が1ドル=100円台の円安に進行したことも支援材料 となり、朝方から幅広い銘柄に買いが先行。ジリジリと上げ幅を拡大し、14 :44には上げ幅が326円となって1万5203円まで上昇する場面があり ました。日経平均株価は今週に入って1000円を超す上げ幅となっています。 売買代金は概算で2兆8833億円、上海総合指数は35ポイント(1.6% )高の2135です。 業種別では、証券、倉庫、不動産、海運、ゴム、鉄鋼などの上げが特に目立 ちます。 個別銘柄では、不動産株が軒並み高。三井不が65円高の3495円、三菱 地所が65円高の2917円、住友不が160円高の4980円、東急不が2 8円高の994円、東京建物が29円高の975円となっています。米FRB の次期議長に指名されたイエレン副議長が積極的な金融緩和路線を継続すると しており、量的緩和の長期化で海外から投資マネーが日本の不動産市場に流入 するとの思惑から物色の矛先が向かっています。 含み関連として、倉庫株も軒並み高。三菱倉庫が86円高の1500円、住 友倉庫が40円高の619円、三井倉庫も37円高の528円となっています。 海運株が軒並み高。商船三井が17円高の434円、郵船が10円高の30 6円、川崎汽船が4円高の234円、飯野海運が25円高の652円となって います。中国株式市場で上海総合指数が大幅高となっており、中国の景気持ち 直しの期待を背景に海運需要が堅調に推移するとの見方から、海運株に物色の 矛先が向かっています。 富士重工が5日連続高で23円高の2800円となっています。吉永社長が 世界販売台数について、2017年度頃に12年度比4割増の100万台を目 指すと語ったと報じられ、生産増による収益拡大を期待した買いが入っていま す。円相場が1ドル=100円台の円安に進行し、輸出採算が改善するとの期 待も支えとなっています。 産業用ガス大手のエア・ウォーターが79円高の1424円と大幅高。4~ 9月期の連結純利益が前年同期比22%増の89億円と4~9月期として過去 最高となり、好感した買いが入っています。昨年10月に野菜飲料を手がける ゴールドパックを買収した効果で農業・食品関連事業が大幅な増収増益となり ます。 アルプスが6日連続高、48円高の1017円と1000円の大台に乗せて 年初来高値更新となっています。「iPhone5s」向けなどスマートフォ ンやタブレットの世界的な普及に伴って同社の部品需要が大幅に拡大しており、 またカーナビなど車載情報機器も好調。10月31日には業績上方修正をして おり、継続的な買いが入っています。 その他、大和ハウスが42円高の1943円、半導体や太陽電池ウエハの原 料であるポリシリコン(多結晶シリコン)世界大手のトクヤマが11円高の4 10円、検体検査用機器・試薬のシスメックスが190円高の6640円、ト ヨタは60円高の6370円、ソニーが60円高の1846円、食品加工機械 のレオン自動機が68円高の630円、制御機器のオムロンが業績好調で19 5円高の3980円と値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、長谷工、住友電設、鳥越粉、サッポロ、日東紡、帝国 繊維、日産化学、クレハ、電化、東ソー、ロート薬、日本農薬、ガイシ、横河 ブリッジ、レオン自、ダイフク、オムロン、パナソニック、アルプス、フジシ ール、三井住友FG、プレナス・・・等々です。 ☆有望銘柄の紹介で大好評! 【 アクア・スペシャル版 】のお申込みは・・・ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・イエレン氏、雇用「非常に脆弱」縮小開始時期の判断を留保 ・国交省、外国人客向け宅配サービス試験導入 手ぶらで観光 ・卵の卸値、8年8カ月ぶりの高値 供給減と需要増で一段高 ・農機出荷額、9カ月連続増 増税前の駆け込みや大規模化で ・日本マクドCEO、宅配強化と限定商品の拡充で売上増狙う ・任天堂、ドワンゴ株1.5%を取得 ドワンゴ会長の保有株 ・米ロッキード、4000人削減 4拠点閉鎖 国防費縮小で ・米アプライド、東京エレクトロンとの経営統合前倒しを示唆 ・バフェット氏、エクソン株を取得 ソロス氏はマイクロソフト ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [UBS証券] 引上げ B→A(3715)ドワンゴ 2,380円 引上げ B→A(5706)三井金属 280→ 350円 引上げ B→A(6371)椿本チエイン 620→ 850円 [ゴールドマンS証券] 据置き A(8306)三菱UFJFG 830円 据置き A(8411)みずほFG 300円 据置き A(8750)第一生命 1,900円 [シティG証券] 据置き A(4202)ダイセル 1,040→ 1,000円 据置き A(6645)オムロン 4,200→ 4,400円 据置き A(7733)オリンパス 3,600円 引下げ B→C(7741)HOYA 2,100→ 2,300円 [野村証券] 据置き A(8306)三菱UFJFG 820円 据置き A(8411)みずほFG 270円 据置き A(9433)KDDI 6,440→ 6,920円 引下げ A→B(2158)UBIC 6,900→ 3,400円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】冬が来れば ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ いくぶん和らいだような気がしますが、まだ11月も中旬になったばかりだ というのに今週は冬本番さながらの冷え込みでした。11月中旬としては記録 的な大雪となった北日本では、大急ぎで冬用タイヤに履き替えたり、雪掻きに 追われたそうです。 あらゆることが材料になる株式市場では、こうした自然現象も格好の手掛か りです。 たとえば、雪が降れば冬用(スタッドレス)タイヤの需要が高まるため、ブ リヂストンや横浜ゴム、住友ゴムといったタイヤメーカーや、オートバックス やイエローハットなどの自動車用品関連銘柄に注目が集まりやすくなります。 また、積雪で除雪が必要になれば、ショベルで5割のシェアを持つ浅香工の ほか、DCM、アークランド、コメリ、サンワドーなどのホームセンターも顧 客の増加が期待できます。 トクヤマやセントラル硝子が製造する、道路などの融雪剤として使われる塩 化カルシウム(塩カル)、エステーやオカモトなどの携帯用カイロも需要が伸 び、コロナやダイニチ工業などの石油ファンヒーター、暖房家電も売上げ増加 が期待できます。 コートや防寒肌着などの冬物衣料を販売する小売店、素材メーカーなど。冬 と言えば鍋というわけでホクトやエバラ食品、キッコーマンなど。中華まんの 井村屋やコンビニなど。その他、冬関連といえば、クリスマス関連やインフル エンザ関連、ウィンタースポーツ関連などとも重複します。 上記は一例ではありますが、「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、世の中 の動きと関連付けて相場を見るようになれば投資のアイデアは尽きることはあ りません。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 序文にて海外勢による空前の日本株買いに触れましたが、相場をどう見ている かについては投資家の行動そのものが何よりも雄弁に物語っています。世界一 の投資家であるバフェット氏が、直近で米石油大手のエクソンモービルに新規 投資したことや、同じく著名投資家のジョージ・ソロス氏率いるヘッジファン ドがマイクロソフト株への投資を開始したことも上昇を見込む投資家にとりま しては心強い話です。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━