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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/11/19 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 景気の先行きに明るさが見えるせいか、サラリーマンの昼食代がほんの少し
だけ上昇してきたような実感があります。

 上場企業を対象にした日経新聞社の調査よりますと、2014年3月期は調
査対象の半数でリーマン・ショック前の08年3月期の利益水準を上回り、6
社に1社が過去最高の経常利益となる見通しで、業績の好調さが景況感の改善
につながっています。

 経団連が集計した大手企業の冬のボーナス(賞与・一時金)は前年比5.7
9%増と2年ぶりの増加となり、伸び率はバブル期の1990年(6.15%
増)以来の高さとなっています。

 なお、日本百貨店協会が本日発表した10月の全国百貨店売上高は、台風が
相次いで接近・上陸した影響で、前年同月比0.6%減と3カ月ぶりのマイナ
スとなりました。

 約4割の売上シェアを占める秋・冬物衣料(衣料品)が天候の影響で4.2
%減となったことが響きましたが、美術・宝飾・貴金属は14カ月連続プラス
で19.7%増と伸び率も高く、ラグジュアリーブランドを含む特選雑貨(身
のまわり品)などの高額商品は依然として増勢を維持しています。

 ちなみに、今年のお歳暮商戦では各社とも今までよりもちょっと贅沢でプレ
ミアム感のある高級品の品揃えを拡充していますが、高額・高級品に限らず全
体的なギフト需要・件数が伸びるとの見方もあります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信 【ソニー】>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.非合理的な行動

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  15126.56(- 37.74)▼0.25%
◎TOPIX  1236.86(―  4.81)▼0.39%

◎売買高概算  22億3720万株
◎売買代金概算  1兆9424億円
◎時価総額  433兆8001億円

◎値上り銘柄数  591  ◎(年初来)新高値 34
◎値下り銘柄数 1009  ◎(年初来)新安値  1
◎変わらず    158

◎騰落レシオ(25日)109.85%

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●○○●●○○●○○●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+4.22%   75日線比+6.51%

◎為替  (対ドル) 99.83  (対ユーロ)134.85

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  219円(-  1円) 96,907千株
 2.三井住友建<1821>  128円(+  1円) 68,392千株
 3.熊谷組  <1861>  305円(+  4円) 59,899千株
 3.野村   <8604>  798円(+  1円) 56,841千株
 4.新日鉄住金<5401>  341円(+  4円) 48,459千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ドワンゴ <3715> 2558円(- 80円) 94,380百万
 2.日経レバE<1570>10230円(- 50円) 59,115百万
 3.ソフトBK<9984> 7720円(- 50円) 51,780百万
 4.野村   <8604>  798円(+  1円) 45,268百万
 5.トヨタ自 <7203> 6300円(- 50円) 44,088百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り970万株 買い1440万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、前日比37円(0.25%
)安の1万5126円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは14ドル高の1万5976ドルと連日で史上最高値を更新
しましたが、円相場が1ドル=99円台後半とやや円高に振れたこと、加えて
東京市場は先週に1000円を超える大幅高をした後だけに警戒感が意識され、
朝方からは売りが先行。11:01には一時下げ幅が143円となって1万5
020円と1万5000円に急接近する場面がありました。ただ、節目となる
その水準では先高期待からの押し目買いが優勢となり、引けにかけては下げ幅
を縮小。日足では小陽線となっています。売買代金は概算1兆9424億円、
上海総合指数は4ポイント安の2193です。

 業種別では、水産、繊維、石油、鉄鋼、海運などが高く、銀行、陸運、紙パ、
不動産、機械自動車などが下げています。

 個別銘柄では、TPP関連の日本農薬が50円高の1351円と値を上げ、
連日で年初来高値更新。カナダのバリアント社に許可していた外用抗真菌剤「
ルリコナゾール」の独占的開発と販売が米食品医薬品局(FDA)から14日
に承認されたと18日に発表。ルリコナゾールは水虫薬の成分で、販売地域の
拡大による収益拡大を期待した買いが入っています。会社側は米国で水虫薬の
市場は400億円ほどで規模は大きいとしています。

 ソニーが6日連続高、24円高の1886円となっています。北米市場で1
5日に発売した新型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」の販売が初日
で100万台を超えたと発表しており、好調な滑り出しを好感した買いが継続
しています。月内には欧州や中南米、14年2月には日本でも発売します。こ
れで、10月31日に2014年3月期業績の下方修正を発表する直前の同日
終値1877円を上回りました。

 野村系ベンチャーキャピタル最大手のジャフコが120円高の5490円と
値を上げ、連日で年初来高値更新。年末にかけて新規株式公開(IPO)が相
次ぐ予定であり、投資先の株式売却益計上で業績が拡大するとの期待から買い
が入っています。本日シャスダックに新規上場したANAP(JQ、3189
)にもジャフコは一定額を投資しており、ANAPが朝から買い気配となって
いることも買い材料となっています。

 その他、自動車用シートや自社ブランド衣料を手掛けるセーレンが33円高
の712円、3次元プリンタ関連の群栄化学が22円高の507円、工業用資
材通販のMonotaROが97円高の2346円、名古屋地区大手で名鉄が
筆頭株主の矢作建設が31円高の817円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、長谷工、住友電設、クレハ、積水樹脂、BML、日本
農薬、コニカミノルタ、三ツ星ベルト、良品計画、サカイ引越、吉野家・・・
等々です。


☆スペシャル版(有料版)通信

 10月31日に業績の下方修正を発表し、翌11月1日に株価は209円の
大幅安で1668円まで下押しした『ソニー』。数日間、その水準でもみ合っ
ていましたが、その際に「同社株は悪材料出尽くしで、これから徐々に蘇生、
甦る可能性が高い、。絶好の仕込み場!」としてご紹介させて頂きましたが、
シナリオ通りにここに来て動いてきました。

 本日までソニーは6日連続高、本日の終値は24円高の1886円となって
います。あの局面でご紹介するのはなかなか難しい訳ですが、それでも思い切
って仕込まれた方、安く仕込めて本当におめでとうございます!

 明日のスペシャル版でも有望銘柄をご紹介しますので、ご期待下さいませ!


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【2】主な材料                          **
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・9月の景気一致指数改定値108.4 速報値から上方修正

・10月の粗鋼生産、前年比7.7%増 2カ月連続プラス

・10月の百貨店売上高は0.6%減 3カ月ぶりマイナス

・公取委、農機メーカーを検査 コメ貯蔵施設の談合疑惑で

・経財相、5兆円規模の経済対策を要請 消費増税に備えて

・ホンダ、中小型車向けの新型エンジン開発 燃費1割改善

・スズキ、燃費35キロの軽自動車発表 ガソリン車で最高

・対中投資、内需拡大見込みサービス業で活発 製造業は減



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 引下げ A→B(6301)コマツ       2,900→ 2,300円

[UBS証券]
 据置き   A(1963)日揮        4,200→ 4,500円
 据置き   A(4062)イビデン          2,000円

[シティG証券]
 引上げ B→A(4902)コニカミノルタ    850→ 1,100円
 据置き   A(3765)ガンホー          10万円
 据置き   A(4528)小野薬品         10,000円
 引下げ A→B(4204)積水化学      1,400→ 1,300円

[野村証券]
 据置き   A(5714)DOWA      1,100→ 1,150円
 据置き   A(9513)電源開発      4,200→ 4,070円
 据置き   B(5471)大同特殊鋼      610→   550円
 据置き   B(6753)シャープ       150→   300円

[SMBC日興証券]
 引上げ B→A(6326)クボタ       1,600→ 2,000円
 引下げ B→C(5214)日本電気硝子     410→   395円

[みずほ証券]
 引上げ B→A(6770)アルプス電気        1,200円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価



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【4】非合理的な行動                       **
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 常に合理的な判断で行動を決定する人間はまれで、実際には感情や気分、趣
味や嗜好を優先して動くのが人の常です。そうした行動の集合体が経済である
という考え方の下、人間心理の側面から経済を理解しようとするのが「行動経
済学」です。

 たとえば、コツコツ稼いだお金とギャンブルなどで得たお金とでは、同じ金
額でありましても、いわゆる「あぶく銭」は浪費する傾向があるという「心の
会計」も行動経済学の代表的な概念です。

 また、下記のようなランチメニューがあった場合、一般的にはAランチの注
文が最も多くなる傾向があります。


  Sランチ 1800円
  Aランチ 1200円
  Bランチ  800円

 
 これも行動経済学が指摘するところであり、一般に三つの選択肢があれば真
ん中が好まれ、上の価格があることで真ん中の価格の割高感は薄れます。つま
り売る側としては、800円と1200円の商品があって1200円の方を売
りたい場合には、追加でもう一段高い価格を設定すれば良いということになり
ます。

 同じような商品でも値段が高い方がよく売れる、あるいは価格を上げたら売
れるようになったというケースもあります。

 その要因として、一つには「ヴェブレン効果」が上げられます。製品の価格
が高まるほど製品に対する満足度が高まるという効果で、高級品を持つことで
得られる顕示的な満足(見得)、高ければ品質的にも良いだろうという盲目的
な安心感(買い物に失敗したくないという心理)等、価格そのものが満足度に
影響を与えるというものです。

 このような行動は合理的とは言えませんが、こうした人間心理を利用して行
動が誘導されているケースは少なくありません。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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日本での世帯普及率は7割を超すと言われる温水洗浄便座。日本のトイレには
訪日した外国人もかなりの確率で驚きます。今日は「世界トイレの日」という
ことでお昼のニュース番組で報じていましたが、日本での出荷数は年間360
万台以上になっているにも関わらず、欧米での認知度はあまり高くないという
のが現状で、「TOTO」はドイツ、「INAX」ブランドを傘下に持つ「L
IXIL」はアメリカを足掛かりに日本式ハイテクトイレの世界展開を目論ん
でいます。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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