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■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


  今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


    『 目立たず静かに上昇中、そっと仕込んでおきたい○○○○!』


    『 アノマリー ~ 相場変動のクセ ~ 』




  ◆配信についてのお問い合わせは、メールまたは電話にて承ります。

                   メール aqua@aqua-inter.com
                   TEL 03-5605-1731

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■□    女性のための株式投資       2013/11/20 夕刊 VOL.6797
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こんばんは。aquaです。

 日経新聞夕刊に連載中の「天下 家康伝」は、今はちょうど長篠の戦いの場
面にさしかかっています。

 この家康伝では、三方ヶ原の戦いにおける両軍の陣形など、もう少し詳しい
描写があってもよさそうなところが触れられていなかったりします。他の家康
小説との重複を避けるためかもしれませんが、そのような違いを意識しつつ展
開を楽しみにしています。

 家康伝ではこのことにも触れておりませんでしたが、三方ヶ原で大敗を喫し
わずかな手勢とともに浜松城に命辛々たどり着いた家康は、武田方の追っ手を
前に城門を開け放ち、敵を引き入れようとする構えを見せたと言われます。武
田軍が勝った勢いのままに城になだれ込めば家康が天下をとるようなことはな
かったかもしれませんが、武田方は謀を警戒して引き返したため、家康は死地
を脱することができました。

 このとき家康がとった戦術は中国伝来の「兵法三十六計」の第三十二計「空
城計」です。

 すでに野戦に敗れ、圧倒的に優勢な敵軍を相手に城に逃げ込んでも、最終的
には補給線を断たれ降伏を余儀なくされます。そのような時、自軍が兵力で劣
る場合の窮余の策として、敵将に自軍の戦闘能力を錯覚させるのが空城計です。
武田信玄のような優秀で用心深い指揮官は警戒心も強く、であればこそ可能な
策と言えます。

 ちなみに「三十六計逃げるに如かず」という言葉は、兵法三十六計の第三十
六計にある「走為上(そういじょう)」に由来します。「走(に)ぐるを上(
じょう)と為す」、つまり逃げるのが最良の策であるとしています。

 どういうことかと申しますと、「勝算が無ければ、逃げるのが最良の策だ。
逃げることは負けるのとは違う。勝ちではないが、負けるということでもない。
全滅しては再起は計れず。兵力を温存し、次の機会に備えよ」ということです。

 尚、三方ヶ原で死の淵を見た家康が城に逃げ帰った際に絵師に描かせた自画
像が、有名な「徳川家康三方ヶ原戦役画像」で通称「しかみ像」です。苦渋の
表情が描かれたこの絵を、家康は終生手元に置いて軽挙妄動・慢心の自戒とし
たそうです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.己を知る

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  15076.08(- 50.48)▼0.33%
◎TOPIX  1233.43(-  3.43)▼0.28%

◎売買高概算  21億7821万株
◎売買代金概算  1兆7657億円
◎時価総額  432兆8094億円

◎値上り銘柄数 805  ◎(年初来)新高値 50
◎値下り銘柄数 791  ◎(年初来)新安値  1
◎変わらず   163

◎騰落レシオ(25日)111.18%

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ○○●●○○●○○●●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.69%   75日線比+6.05%

◎為替  (対ドル)100.11  (対ユーロ)135.57

◎出来高上位
 1.シャープ <6753>  299円(+ 21円)179,554千株
 2.みずほ  <8411>  216円(-  3円)128,850千株
 3.パイオニア<6773>  208円(+ 13円) 52,804千株
 4.野村   <8604>  795円(-  3円) 47,852千株
 5.新日鉄住金<5401>  340円(-  1円) 41,771千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.シャープ <6753>  299円(+ 21円) 53,047千株
 2.ドワンゴ <3715> 2566円(+  8円) 52,106百万
 3.日経レバE<1570>10140円(- 90円) 41,913百万
 4.ソフトBK<9984> 7730円(+ 10円) 41,410百万
 5.野村   <8604>  795円(-  3円) 38,227百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1240万株 買い1470万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日連続安、前日比50円(0.3
3%)安の1万5076円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは8ドル安となりましたが、8:50に発表となった10月
の貿易収支が1兆907億円の赤字と同月としては過去最高の赤字となったこ
とで円相場が1ドル=100.20円前後の円安に進行。これを好感して朝方
は買いが先行して9:02には上げ幅が83円となって1万5209円まで上
昇する場面がありました。ただ、先週に1000円を超す上げ幅となったこと
で引き続き短期的な警戒感が意識されており、加えて円相場が99円台の円高
方向に振れたことも重石となり、引けにかけて上げ幅縮小からマイナスに転じ
ています。もっとも、企業業績の回復を背景とした相場の先高期待は根強く、
安値圏では主力株を中心に押し目買いが入っています。売買代金は概算1兆7
657億円、上海総合指数は13ポイント高の2206と連日で上昇です。

 業種別では、繊維、紙パ、鉱業、ゴム、食品などが高く、銀行、保険、電力
ガス、不動産などが下げています。

 個別銘柄では、10月31日に好業績を発表した電子部品大手のアルプスが
24円高の1027円と値を上げて年初来高値更新。為替相場が事前計画より
も円安基調で推移しており、輸出環境が改善。電子部品、車載情報機器、物流
の各事業ともに計画を上回る成績を収めており、好感した買いが継続していま
す。

 日本マイクロが7日連続高で本日はストップ高となる150円高の870円。
19日引け後に13年9月期連結業績が黒字転換し、最終損益は11億円の黒
字(前期は50億円の赤字)になったと発表。業績改善を好感した買いが継続
しています。スマートフォンやタブレットの普及で半導体需要が増え、半導体
検査装置の売り上げが伸びています。

 ジャフコが5日連続高となり、100円高の5590円と連日で年初来高値
更新。経済産業省がベンチャーキャピタル(VC)への投資を優遇する税制を
拡大する検討に入ったと報じられ、材料視した買いが入っています。出資先の
VCの規模が「10億円以上」なら出資企業が法人税を圧縮できるようにする
方向となっています。現在の条件は「20億円以上」です。また、新規株式公
開(IPO)の件数が拡大基調にあることも同社の業績拡大への期待感を増し
ています。

 シャープが21円高の299円と値を飛ばしています。米コンピューター大
手のHP(ヒューレット・パッカード)と複写機事業で提携すると報じられ、
材料視した買いが入っています。

 その他、下水道向けヒューム管首位の日本ヒュームが好業績を好感した買い
が継続して23円高の934円と年初来高値更新、河川・道路補強等の防災用
資材大手の前田工繊が35円高の1253円、黒字転換の日本コンベヤが18
円高の163円、9月中間期の連結営業損益が黒字転換したパイオニアが13
円高の208円、好業績と増配発表の中越パルプが12円高の190円、繊維
や炭素繊維複合材料が好調の東レが29円高の710円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、鳥越粉、三井製糖、住友精化、中越パルプ、電通、日
本ヒューム、三ツ星ベ、フジクラ、アルプス、良品計画、ジャフコ、上場チャ
イナ・・・等々です。




【 アクア・スペシャル版 】のお申込みは・・・

           →  https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 



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【2】主な材料                          **
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・1票の格差、12年衆院選は「違憲状態」 最高裁判断

・需給ギャップ、3四半期連続でマイナス幅縮小 内閣府

・貿易赤字、10月としては過去最大の1兆0907億円

・ホンダの軽スポーツカー、15年メドに量産 社長表明

・10月の民生用電子機器出荷額、カーナビの出荷伸びる

・ガソリン価格、4週連続下落 18日時点157.9円

・NY、たばこ1箱「最低1050円」条例案に市長署名

・米司法長官、住宅ローンの不正販売「追及の手緩めず」



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【3】主な投資判断                        **
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[UBS証券]
 引上げ B→A(4005)住友化学       380→   480円
 引上げ B→A(5471)大同特殊鋼      570→   650円

[シティG証券]
 据置き   A(2815)アリアケジャパン  2,300→ 2,800円
 引下げ A→B(4205)日本ゼオン     1,450→ 1,270円

[野村証券]
 引上げ B→A(3402)東レ         710→   790円
 据置き   A(6645)オムロン      4,300→ 4,700円
 引下げ A→B(6113)アマダ        850→   970円
 据置き   B(6586)マキタ       4,300→ 5,500円

[SMBC日興証券]
 引上げ B→A(9062)日本通運       610→   640円
 据置き   A(9433)KDDI      6,200→ 6,800円
 引下げ B→C(3092)スタートトゥデイ  2,200→ 2,600円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】己を知る                          **
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 株式投資では、自分自身を知ることが重要です。自分にはどのようなやり方
が向いているのか、どのような弱点があるのかなどを知ることが大切です。

 投資スタンスにつきましても、短期投資で利益を狙うのか、または中長期投
資で企業の成長を一緒に享受しようとするのかを予めしっかりと定めておくべ
きです。

 銘柄の選択におきましては、ファンダメンタルズ分析を中心に据えるのか、
テクニカル分析を中心に考えるのか、または需給関係を考えの中心に置くのか
等、様々なアプローチの仕方があり、投資家毎に得手・不得手があるかと思い
ます。

 大きな流れを見据えた上で判断を行うのか、目先の動きに敏感に反応して稼
ぐのか、その違いはある場面では全く正反対の判断(相場に対する感じ方)と
なることもあります。

 本来じっくり型の投資家がデイトレーダーの真似事をしたり、短期決戦が性
分の投資家がそうでないやり方をしましても、なかなか上手くいくものではあ
りません。

 得手の分野で勝負するやり方であれば、判断の的確さも増し、投資家として
の余裕も生まれ、それだけ可能性も広がります。無理をして(己を知らず)不
得手の分野で勝負をしましても、悔いを残す結果となる可能性が高くなります。

 他者が成功しているやり方を真似ても、本質を理解していなかったり、自分
に向いていなければ結果はついてこないものです。

 株式投資は自分自身(欲望、期待、不安、恐怖)との戦いでもあります。ど
のような戦いでありましてもまずは自らを知ることが大切です。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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本日新規上場のメディアドゥとM&Aキャピタルパートナーズの2銘柄は買い
気配のまま終了しました。ちなみに昨日上場のANAPは買い気配のまま昨日
は値が付かず、上場2日目の今日、公開価格の1000円に対し5.1倍の5
100円で初値を付け、その後は売りが増えてストップ安の4100円で取引
を終了するなど値動きの荒い展開となっています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2012 http://melma.com/contents/moy2012/
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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
 断でなさるようにお願いいたします。



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