無料のメールマガジンはハロー株式のバックナンバーです。

朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。

朝刊

夕刊

月別



――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ┏━━━━━━━━━━┓
 ┃アクア・スペシャル版┃  ~ 投資の羅針盤 ~
 ┗━━━━━━━━━━┛       


         → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 



株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・

             ◎ ハロー!株式 ◎      2014/01/30 夕刊

・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・


こんばんは。aquaです。

 明日31日は新月で、旧暦では1月1日の元日(旧正月)となります。

 旧正月の「春節」を祝い、中国では明日から2月6日までの大型連休入りと
なります。春節を挟む約40日間は「春運」と呼ばれる大移動期で、帰省や旅
行で今年の春運期間中の移動人口は延べ36億人に達すると見込まれています。

 なお、尖閣問題で日中関係が冷え込んだ影響は両国間の旅行者数の減少とい
う形でも表れていましたが、日経の報道によりますと、今回の春節期間中の中
国からの訪日客数は大幅に回復する見込みで、上海の日本総領事館における個
人観光ビザの発給件数が過去最高のペースとなっています。

 春節期間中は消費も活発で、シンガポールの銀行が中国の主要10都市の月
収1万元以上の2千人を対象に実施した調査では、春節期間の出費は1人当た
り4万元(約68万円)に達するそうです。

 中国では輸入する際に高い関税をかけられ、日本の消費税に相当する付加価
値税の税率は17%と高いことから、訪日して安くたくさん買い物したいと考
える人も多いようです。観光庁集計の「訪日客1人あたりの買い物代金」でも
中国人の支出が圧倒的に多くなっており、中国からの訪日客が増えれば日本国
内の景気にもいい影響が期待できます。

 一つ気がかりなのは、中国国内で鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染が
広がっていることです。中国では春節のお祝いに生きた鳥を調理して食べる習
慣があり、移動が活発になるこの期間中、さらなる感染拡大が警戒されていま
す。



……………………………………………………………………………………………
 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………


 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.空売り比率

 5.編集後記




〓アクアからのお知らせ〓


 有料版の読者様でスペシャル版が未着となっている方は、ご連絡いただけま
 したらすぐに再送させていただきます。※ご連絡いただいている方には既に
 再送しております。

 なお、昨日配信のスペシャル版に関しましては、「ぷらら」のメールアドレ
 スをご利用の方で受信が確認できなかったケースが多いようです。

 「ぷらら」のメールアドレス読者様からのご報告によりますと、PC側の迷
 惑メールフォルダではなく、プロバイダ側の迷惑メールフォルダに振り分け
 されていたため受信に気付かなかったとの報告をいただいております。

 「ぷらら・未着」に該当される方は念のためご確認いただければと思います。




――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】今日の相場                         **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


◎日経平均  15007.06(-376.85)▼2.45%
◎TOPIX  1224.09(- 32.09)▼2.55%

◎売買高概算  30億4108万株
◎売買代金概算  3兆0222億円
◎時価総額  432兆9420億円

◎値上り銘柄数   78   ◎(年初来)新高値 15
◎値下り銘柄数 1687   ◎(年初来)新安値 22
◎変わらず     15

◎騰落レシオ(25日) 98.62%

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 ○●●●○○●●●●○● 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-4.62%   75日線比-1.04%

◎為替  (対ドル) 102.41  (対ユーロ)139.84

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  217円(-  7円)293,117千株
 2.三菱UFJ<8306>  630円(- 22円)119,236千株
 3.新日鉄住金<5401>  315円(+  3円) 99,971千株
 4.新生銀  <8303>  205円(- 18円) 82,408千株
 5.神戸鋼  <5406>  174円(-  4円) 76,842千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソフトBK<9984> 7675円(-144円)194,688百万
 2.日経レバE<1570> 9910円(-530円)104,303百万
 3.楽天   <4755> 1736円(- 74円) 99,119百万
 4.三井住友 <8316> 4823円(-272円) 90,939百万
 5.トヨタ  <7203> 5998円(-138円) 89,182百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2310万株 買い2050万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比376円(2.45
%)安の1万5007円となり、1万5000円をかろうじて維持して取引終
了です。

 昨晩の米FOMCで量的緩和策の縮小が決定したことは市場予想通りでした
が、その結果を受けて米FRBが声明文で直近の新興国通貨の下落に言及しな
かったことを嫌気し、加えて通貨安防衛を目的に大幅な利上げに踏み切ったト
ルコで通貨リラが再び下落。他の新興国でも通貨や株式に売りが波及するなど
新興国を巡る問題が再燃したことも嫌気され、昨晩のNYダウは189ドルの
大幅安。これを受けて東京市場も朝方から幅広い銘柄に売りが先行、円相場が
一時NY市場で1ドル=101.80円台となるなど円高に振れたことも売り
を誘い、10:04には下げ幅が530円となって1万4853円まで下押し
する場面がありました。昼からは押し目買いが下支えして下げ渋り、引けにか
けて幾分下げ幅を縮小しています。売買代金は概算3兆222億円、上海総合
指数は16ポイント安の2033です。

 業種別では33業種全て下落。鉄鋼が比較的しっかり、一方で証券、銀行、
不動産、電機、精密、機械などの下げてが目立ちます。

 個別銘柄では、臨床試験受託最大手の新日本科学が232円高の1432円
と大幅高。理化学研究所が様々な臓器や組織の細胞に成長する新たな万能細胞
をマウスで作製することに成功したと発表。同社は理化学研究所認定のヘリオ
ス(東京都中央区)とiPS細胞を使用した加齢黄斑変性の治療に向け準備を
進めており、関連銘柄として物色の矛先が向かっています。理化学研究所はi
PS細胞よりも簡単な方法で効率よく短期間でできる万能細胞「STAP(ス
タップ)細胞」をマウスで作製することに成功。マウスの血液細胞を使った実
験でSTAP細胞になる確率は7-9%で、iPS細胞の作業効率の1%未満
よりも高いといいます。 

 他にもバイオ関連として、細胞シート再生医療を主体とするセルシードがス
トップ高で400円高の2090円、再生医療のジャパン・ティッシュ・エン
ジが1万8500円高の42万8000円、東大医科研発のベンチャーである
メディネットが1900円高の4万3000円と値を上げています。

 JR東海が245円高の1万1520円と値を飛ばしています。昨日の引け
後に発表した2013年4~12月期の純利益が前年同期比32%増の241
0億円となり、同期間として過去最高を更新。業績好調を好感した買いが膨ら
んでいます。景気回復を背景に東海道新幹線がビジネスや観光目的の利用で好
調です。

 新日鉄住金が3円高の315円と値を上げています。午後1時30分に20
13年4~12月期の連結決算を発表。最終損益が1927億円の黒字となり、
前年同期は旧新日本製鉄と旧住友金属工業の単純合算で2857億円の赤字だ
っただけに業績好転を好感した買いが入っています。自動車用鋼板や建築・土
木向けの鋼材需要が堅調です。14年3月期末の配当予想を3円と前期末から
2円の増配を発表したことも支援材料となっています。14年3月期通期の最
終損益見通しは2200億円の黒字と従来計画から200億円引き上げていま
す。

 その他、好業績を発表した大正製薬が70円高の7220円、業績増額修正
の東洋機械が65円高の528円、大阪王将を展開するイートアンドが166
円高の1870円と大幅高、好業績発表のビオフェルミンが184円高の26
06円、好業績と増配発表の日立金属が3日連続高で77円高の1600円、
ゲストハウスやウエディング運営のノバレーゼが業績好調で86円高の853
円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、ノバレーゼ、イートアンド、東京個別、日立金属、東
洋機械、夢の街・・・等々です。




~投資の道標(みちしるべ)~

         アクア・スペシャル版のお申し込みは・・・

           → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 



――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な材料                          **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


・12月の小売販売額、2.6%増 増税前駆け込み需要

・14年の新車販売、9.8%減の見通し 増税の影響で

・野村のCFO、新興国リスク「過度な懸念は必要ない」 

・野村、4~12月期の純利益6.1倍 8年ぶり高水準

・KDDIの今3月期、最高益更新へ 従来予想を上振れ

・日野自、今期の利益見通し上方修正 トラック販売好調

・任天堂、従来のビジネスモデル維持 健康関連新事業も

・グーグル、スマホ事業を中国レノボに29億ドルで売却

・米FRB、量的緩和縮小を継続 声明で新興国に触れず




――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】主な投資判断                        **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


[ドイツ証券]
 据置き   A(7269)スズキ           3,150円

[シティG証券]
 据置き   A(4503)アステラス製薬       7,200円
 引下げ A→B(7740)タムロン      2,200→ 2,700円

[SMBC日興証券]
 据置き   B(4689)ヤフー        510→   640円
 据置き   B(6923)スタンレー電気   2,350→ 2,600円

[みずほ証券]
 新 規   A(3289)東急不動産         1,200円
 引下げ A→B(8802)三菱地所      4,000→ 2,900円
 引下げ A→B(8830)住友不動産     5,500→ 5,200円

[大和証券]
 引上げ 4→2(6857)アドバンテスト       1,400円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】空売り比率                         **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


 日経新聞朝刊に記載されている「空売り比率」という指標は、東京証券取引
所の売買代金に占める空売りの割合を示しています。

 空売り比率の低下は弱気派が減っていることを表します。相場上昇とともに
この比率が20%を下回ってきますと相場は一旦ピークアウトし、調整する傾
向があります。

 反対に空売り比率の上昇は、目先の株価調整を見越した取引が増えているこ
とを意味していますが、空売りは将来の買い戻しを伴うため、この比率の上昇
は買い戻し圧力が強まっているということでもあります。

 空売り比率が高水準になりますと、空売りの持ち高がかなり膨らんだ状態で
あることから、何かのきっかけで買い戻しが活発になり、相場が底入れする公
算が高まります。

 空売り比率30%がその目安で、この値が上昇すればするほど目先的に反発
の可能性が高まります。

 ちなみに昨日時点での空売り比率は32.7%で2012年9月4日と同値、
5日移動平均は31.5%とこちらは2012年7月26日以来の高水準とな
ってきており、本日の相場つきではさらに上昇している可能性が高く、反発の
エネルギーが蓄積されつつあります。



___________________________________
【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ウェザーニューズは昨日、1月26日に関東地方が花粉シーズンに突入したと
発表しました。昨年よりも約1週間早いシーズン到来です。本日の関東地方は
雨模様ですが、これから飛散する量と範囲が徐々に拡大していきます。拡大と
いえば、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子研究ユニ
ットリーダーが簡易な方法によって万能細胞の作成に成功したというニュース
は、かなりのインパクトをもって伝えられており、世界中に驚きと期待が広が
っています。
___________________________________
  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


======================================================================

●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断
でなさるようにお願いいたします。


●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
          → mailto:aqua@aqua-inter.com

●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に
 てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html

●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ
 い。
          → http://www.aqua-inter.com/


========================================================================
 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< TOP >>