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             ◎ ハロー!株式 ◎      2014/02/17 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 15日未明から降り続いた雪によって、山梨県の甲府や河口湖、長野県の軽
井沢や飯田、群馬県の前橋、埼玉県の秩父や熊谷など、関東甲信の内陸部では
観測史上1位の大雪を記録しました。

 各地で通行止めが相次ぎ、車が立ち往生して物流が麻痺、道路がふさがって
孤立地域が続出、現在も多くの地域で影響が残っています。

 そこまでの被害がない地域でも、物流がストップしたことと、天候の回復を
待って買い物に出た人が急増したことによって、菓子パンや生鮮食料品などが
品不足となりました。

 ところで、今は多くの人がカメラ付きで常時ネット接続端末(スマートフォ
ン)を持っており、多くの人がレポーターとなって情報を発信しているため、
個々の情報がほぼリアルタイムで入ってきます。

 ネットで流れる個々の情報は速報性の点でテレビ報道などよりも優れている
場合もありますが、もっと広い範囲で全体的な状況を把握するにはテレビ報道
に軍配があがります。ただその一方で、今はオリンピックの模様を伝えること
にも時間を割いているため、大雪による被害の深刻さが伝わっていないとの声
も聞かれます。

 尚、首都圏などでは今週水曜日や木曜日も降雪の予報となっています。積雪
量は先週末ほどではないそうですが、まだ先日降った大雪の影響が残っており、
今回は平日・週央の降雪だけに影響が心配されます。



 
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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.情報の洪水

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  14393.11(+ 80.08)△0.56%
◎TOPIX  1192.05(+  8.23)△0.70%

◎売買高概算  22億2632万株
◎売買代金概算  1兆8955億円
◎時価総額  421兆6435億円

◎値上り銘柄数 1350  ◎(年初来)新高値 10
◎値下り銘柄数  362  ◎(年初来)新安値  9
◎変わらず     69

◎騰落レシオ(25日) 86.35%

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●●●●○●○○○●●○ 41.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-4.41%   75日線比-5.15%

◎為替  (対ドル) 101.68  (対ユーロ)139.33

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  211円(+  2円)128,273千株
 2.神戸鋼  <5406>  144円(-  3円) 91,761千株
 3.マツダ  <7261>  478円(+  2円) 76,973千株
 4.三菱UFJ<8306>  596円(+  5円) 53,332千株
 5.ケネディク<4321>  351円(-  9円) 50,018千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソフトBK<9984> 7514円(+ 15円)102,891百万
 2.日経レバE<1570> 9090円(+110円) 60,550百万
 3.トヨタ  <7203> 5793円(- 20円) 45,769百万
 4.楽天   <4755> 1499円(-158円) 37,217百万
 5.マツダ  <7261>  478円(+  2円) 36,042百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1650万株 買い1060万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が3日ぶりに上昇、前週末比80円(
0.56%)高の1万4393円で取引終了です。

 週末のNYダウが126ドルの大幅高、ナスダック指数が7日連続高で昨年
来高値を更新したことを好感して朝方は幅広い銘柄に買いが先行。ただ、8:
50に発表された2013年10~12月期のGDP速報値が前期比0.3%
増と市場の事前予想0.7%増を大幅に下回ったことが重石となり、買い一巡
後は徐々に上げ幅縮小。円相場が1ドル=101.40円前後の円高に振れた
ことも嫌気され、一転して9:37には下げ幅が98円となる場面がありまし
た。その後、アジア株高などが心理的なサポートとなり、加えて本日と明日開
催される日銀金融政策決定会合でETFの買入れ額の増加など追加策への期待
も高まり、再びプラスに転じて上げ幅を広げています。売買代金は概算1兆8
955億円、上海総合指数は19ポイント高の2135です。尚、今晩のNY
市場はプレジデンツデーで休場です。

 業種別では、紙パ、電力ガス、証券、非鉄、水産、商社、鉄鋼などの上げが
目立ちます。

 個別銘柄では、電力株が軒並み高。関西電力が59円高の1115円、北海
道電力が38円高の1026円、中部電力が35円高の1226円、九州電力
が34円高の1220円、東京電力が10円高の468円となっています。広
い範囲で雪が降った14日、各地で電力需要が今冬最大を更新したと報じられ、
電力需要増による業績の拡大を期待した買いが入っています。

 再生医療ベンチャーのJ・TECが2万1500円高の36万7000円と
値を上げています。富士フイルムを引受先として1万8000株分の新株予約
権を発行すると発表。調達資金は新製品の開発や設備投資などに充てます。権
利が行使されれば発行済み株式数が増加して1株利益が減少しますが、事業拡
大に弾みが付くとの期待感から買いが入っています。3月31日を基準日に1
株を200株に分割し、併せて単元株式数を100株とする単元株制度も導入
するため最低投資金額は半分になります。

 アパレル向け工業用ミシン世界首位のJUKIが29円高の222円と15
%の大幅高。先週末の引け後に2013年12月期の連結最終損益が30億円
の黒字(前の期は83億円の赤字)になったと発表。会社側計画10億円の黒
字を大幅に上回り、好感した買いが入っています。アジア地域での縫製機器の
販売が好調で14年12月期の連結純利益は前期比23%増の37億円を計画。
2円の復配も計画しています。

 その他、凸版傘下の図書印刷が61円高の418円と17%の大幅高、好業
績発表の建設技術研究所が106円高の1143円、消防ホース最大手の帝国
繊維が124円高の1385円、自動車向け溶接機大手のOBARAが315
円高の3960円と自社株買いを好感して連日の大幅高、LPガス首位の岩谷
産業が36円高の625円、タイヤ国内4位でトラック・バス用得意の東洋ゴ
ムが好業績発表で54円高の687円と値を飛ばしています。

 尚、北海道地盤の住宅会社の土屋HDが30円高の401円と値を上げてい
ます。ソチ五輪のスキー・ジャンプ男子ラージヒルで銀メダルを獲得した葛西
紀明選手が所属しており、知名度アップへの思惑から買いが入っています。

 本日の新高値銘柄は、ぐるなび、帝国繊維、あすか薬、東洋ゴム、日本ガイ
シ、アルバック、OBARA、前田工繊・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・10~12月期GDP、実質年率1.0%増 伸び率が縮小

・12月の稼働率指数、2カ月ぶり上昇 生産確報は下方修正

・ベンチャーと自治体、農業ゲームで地域振興 作物お届けも

・いちごHD、太陽光ファンドを14年度メド東証新市場上場

・セブン&アイ、大雪で道路寸断の山梨県内の店舗にパン空輸

・スズキ、静岡県内の主力工場の生産を一部休止 大雪の影響

・プレナス、米国で定食店「やよい軒」を展開へ 来春1号店

・14年度の賃金動向、改善「ある」企業46% 帝国データ




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【3】主な投資判断                        **
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[UBS証券]
 据置き   A(3632)グリー           1,500円
 据置き   A(2587)サントリー食品       4,000円
 引下げ B→C(7740)タムロン          2,000円

[JPモルガン証券]
 引上げ C→B(6954)ファナック    13,500→16,710円

[シティG証券]
 引下げ A→B(4182)三菱ガス化学     920→   750円

[野村証券]
 据置き   A(7762)シチズン       790→   985円
 据置き   A(8282)ケーズHD         3,750円
 据置き   A(8630)NKSJ          3,300円
 据置き   A(8725)MS&AD         3,200円
 据置き   B(9831)ヤマダ電機      290→   400円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(4997)日本農薬      1,500→ 1,550円

[三菱UFJMS証券]
 引上げ B→A(1662)石油資源開発    3,500→ 5,000円
 据置き   A(6915)千代田インテグレ  2,200→ 2,600円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】情報の洪水                         **
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 情報の洪水と言うに相応しい最近の状況下では、情報の取捨選択が重要とな
ります。が、本当に役立つ情報というものはそれほど多くはありません。もち
ろん、買う立場と売る立場の投資家とでは情報の選択にも差が生じてきます。

 株を買おうとする投資家は、東証上場銘柄だけでも2000を超える銘柄の
中から選択することになりますが、それら全部に目を配らせ企業内容の把握に
努めようとしましても全銘柄をカバーするのは実質的には不可能です。さらに
は、投資対象を絞りましても、銘柄やタイミングについて最終的な決断ができ
ない投資家が多いようです。

 一方の売る側は、持株の状態を把握するだけで事が済みますのでそれほど多
くの労力はかかりません。


 「買う人には百の目が必要だが、売る人には一つの目で十分だ」


 たしかにその通りです。しかし、そこに「欲」が絡み、株価の動きに惑わさ
れてしまうのが人の弱さです。一つの好材料で飛びつき、百の売りサインがで
ても売れないというケースも目立ちます。

 様々な情報を基に最終的な投資判断を行うわけですが、どのようなプロセス
を経るにしましても選択の基準を持つということは非常に重要なことです。




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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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上記のようなプロセスの一役を担うのが「アクア・スペシャル版」であり、さ
らにはスペシャル版をご活用していただくことによって、投資における様々な
場面での選択眼や判断力がアップするものと確信しております。株式市場とい
う大海原を航海する際の指針としてご活用して頂ければと思います。

 スペシャル版詳細 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 

尚、上記ページからお申し込みいただくか、スペシャル版お申し込みと記載い
ただき、aqua@aqua-inter.com までご連絡いただければ折返し手続きの詳細を
ご案内させていただきます。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/
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   「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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