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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」

       独自の観点でaquaがやさしく解説します。

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             ◎ ハロー!株式 ◎      2014/03/11 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 あれからもう3年。生かされた命を生きるため必至に生きてきた分だけ、あ
っという間の3年間。その一方で、不安と苦悩で過ごした3年は想像以上に長
い時間です。

 言葉を発せず黙して祈る。東日本大震災が発生した14時46分、全国各地
で黙祷が捧げられました。


 ところで、農林水産省は、大規模な災害発生によりライフライン(電気、ガ
ス、水道)が停止した場合も想定して、緊急時に一般家庭で必要な食料を例示
した「備蓄ガイド」(下記)を作成しています。

 国の有識者会議は南海トラフ地震の対策として1週間分以上の備蓄を各家庭
に要請していますが、このリストが一つの目安となっています。


 ※家庭用食料品備蓄ガイド
    http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/anpo/pdf/140205-02.pdf


 尚、上記は主に「食」に関する情報ですが、毎日服用している薬はもちろん
のこと、衛生や防寒などの観点からの備えもあれば安心です。また、懐中電灯
やラジオ、乾電池やトイレットペーパーなども、いざという時には必要になり
ます。

 もう一つ。持っていたいものとして家族の写真という意見もあります。もし
家族とはぐれてしまった時、安否を知りたい時、写真があればどのような人を
探しているのか伝わりやすく、見つかる可能性も高くなります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.相場の過去

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  15224.11(+103.97)△0.69%
◎TOPIX  1233.21(+  5.60)△0.46%

◎売買高概算  18億1390万株
◎売買代金概算  1兆6853億円
◎時価総額  436兆8007億円

◎値上り銘柄数 1144  ◎(年初来)新高値 46
◎値下り銘柄数  492  ◎(年初来)新安値  0
◎変わらず    154

◎騰落レシオ(25日)122.25%

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●○●●●●○○○○●○ 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.39%   75日線比-0.36%

◎為替  (対ドル) 103.27  (対ユーロ)143.16

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  208円(-  1円) 95,458千株
 2.神戸鋼  <5406>  140円(-  2円) 67,371千株
 3.三菱UFJ<8306>  600円(+  1円) 46,921千株
 4.新日鉄住金<5401>  291円(-  4円) 39,296千株
 5.太平洋セメ<5233>  380円(+ 17円) 33,653千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.ソフトBK<9984> 8178円(+205円)136,399百万
 2.日経レバE<1570>10130円(+150円) 81,771百万
 3.三菱UFJ<8306>  600円(+  1円) 28,220百万
 4.トヨタ  <7203> 5842円(+ 21円) 26,535百万
 5.ソニー  <6758> 1867円(+  3円) 24,389百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1440万株 買い2150万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比103円(0.69%)高
の1万5224円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは34ドル安でしたが、円相場が1ドル=103.30円前
後と円安水準で落ち着いた動きとなっていることを好感して朝方から買いが先
行。11:03には上げ幅が135円となって1万5256円まで買われる場
面がありました。買い一巡後は14:05に上げ幅4円高まで下押しする場面
がありましたが、下値では先高期待からの押し目買いが入り、引けにかけて再
び買い直される展開です。売買代金は概算1兆6853億円と連日で今年最低
となっています。上海総合指数は2ポイント高の2001です。

 業種別では、保険、石油、紙パ、情報通信、電力ガス、土石、水産などの上
げが目立ちます。

 個別銘柄では、工業用チェーンを手掛けるオリエンタルチエンがストップ高、
50円高の176円となっています。炭素繊維強化プラスチック(CFRP)
を使った製品を3年後をメドに実用化すると報じられ、材料視した買いが集ま
っています。鉄を使った製品に比べて軽く、医療機器の駆動部などへの採用を
目指します。樹脂製チェーンの比率を高めるとともに、炭素繊維を使った製品
を増やす方針であり、将来的な業績拡大への思惑に繋がっています。

 ソフトバンクが205円高の8178円と値を飛ばしています。昨日の米テ
レビインタビューで、孫正義社長がTモバイルUSの買収について改めて意欲
を示しており、好材料視した買いが入っています。孫社長は米ワシントンでの
講演も控えており、内容に対する思惑買いも入っています。

 特殊バルブ大手のイーグル工業が7日連続高、28円高の1794円と値を
上げて約24年ぶりの上場来高値を更新です。昨日の引け後に2014年3月
期の年間配当を前期より11円多い25円にすると発表。従来計画14円から
大幅増配となり、好感した買いが入っています。14年3月期の連結純利益は
前期比56%増の70億円見通しです。

 東京ガスが3日連続高、14円高の533円と連日で上昇です。経済産業省
とガス会社がガスの取引所をつくるための検討を4月から始めると報じられ、
材料視した買いが入っています。ガスの小売会社が取引所を通じて安く仕入れ
られるようになり、中長期的な業績拡大を期待した買いが入っています。20
16年をメドとするガス小売りの全面自由化に合わせて導入するかが焦点です。
大阪ガスも9円高の425円、東邦ガスも15円高の547円と値を上げてい
ます。

 太平洋セメントが17円高の380円と値を飛ばしています。米国事業が2
015年3月期に6年ぶりに黒字化する見通しと報じられ、好感した買いが入
っています。08年のリーマン・ショックで落ち込んでいた住宅着工が回復し、
セメント需要が拡大しています。住友大阪セメントも8円高の425円と値を
上げ、昨年来高値を更新です。

 その他、カジノ関連でメダル計数機のオーイズミが76円高の1050円、
貨幣処理機大手の日本金銭機械が12円高の1943円、パチスロ大手のセガ
サミーが26円高の2427円、名古屋地区の大手の矢作建設が67円高の1
014円、船舶用塗料国内シェア6割の中国塗料が28円高の689円と値を
飛ばしています。セラミック材料のMARUWAは40円高の4405円と連
日で昨年来高値更新です。

 本日の新高値銘柄は、コムシス、日清粉、森乳、イーグル工、中国塗料、ド
クターシーラボ、住友大阪セメント、MARUWA、明電舎、ニチユ三菱、前
田工繊、東京エレク、名鉄、カナモト、オリエンタルチエン・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・日銀、金融政策の現状維持を決定 景気判断は据え置き

・1月の携帯電話出荷8.5%増 従来型携帯の出荷好調

・1月のサービス産業動態統計、レンタルや遊園地が好調

・シャープ、米CATV最大手に専用テレビの納入で交渉

・伊藤忠、再建中のエドウインを5月めどに完全子会社化

・ダイハツ、軽「タント」をリコール 計6万8913台

・ABCマート、店頭でネット注文拡大 機会損失減らす

・中国人民銀行総裁、2年以内の預金金利自由化を見込む

・米S&P500指数連動のETFから多額の資金が流出




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【3】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 引上げ C→B(5471)大同特殊鋼          430円
 引上げ C→B(5482)愛知製鋼           350円

[JPモルガン証券]
 引上げ C→B(9831)ヤマダ電機          360円

[バークレイズ証券]
 据置き   A(4751)サイバー      4,500→ 5,700円
 据置き   A(9449)GMO       1,420→ 1,400円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(2331)綜合警備保障    2,200→ 2,600円
 引下げ A→B(1979)大気社       2,100→ 2,150円
 引下げ B→C(5332)TOTO          1,250円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】相場の過去                     **
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 株式相場では、その時ははっきりした理由が分からなくとも、後から振り返
ってみますと、上昇した時には上昇するような理由があり、下落した時にはそ
れなりの理由があったことが分かります。
 
 株式投資において、この先高くなるのか安くなるのかについては、投資家そ
れぞれの推測にまかされます。しかし、後から見ると、高いなり、安いなりの
理由は確実に存在しているわけです。少なくとも中長期的には理由がはっきり
しており、その影響を受けて株価が変動しています。

 そういった観点から(相場に影響を与えた要因も含め)相場の過去を知るこ
とで、今に役に立つヒントを得ることが可能です。

 ただし、相場を動かしたその時々の材料を探し出すことはかなり大変な作業
です。

 そこで「株価はその時々の材料や思惑を全て織り込んでいる」という観点に
立ち、株価チャートの推移、たとえば過去高値や安値、急落や急騰する前の水
準等を確認し、相場のクセや節目等を把握しておけば売買を判断する際に役立
ちます。
 



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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同じ銘柄への投資でも儲かる人とそうでない人がいます。ともすれば「どれが
儲かるのか」というふうに結論を急ぎたくなるものですが、大事なことは思考
のプロセスです。銘柄選定や売買判断のプロセス、相場の捉え方など、それを
自分なりに得とくすることこそが大事なことです。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/
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   「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断
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