━━━　これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け　━━━

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　「いつ、どの銘柄を買えばいいの？」「現在の相場をどう見ればいいの？」

　　　　　　　独自の観点でａｑｕａがやさしく解説します。



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 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　 2016/01/12 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　今朝はことのほか寒いと思いましたら、今冬一番の寒さで、都心や横浜では
初雪を観測しました。

　急な冷え込みで体調を崩したとの声も聞きますので皆様もどうぞご自愛くだ
さい。


　ところで、日本特有の宿泊スタイル、料理、温泉、おもてなしを提供し、独
自の文化を体験できる旅館は、訪日外国人にも人気があります。

　需要を取り込もうとホテルや旅館などでは料理やサービス、企画力等でしの
ぎを削っていますが、参考までに先日発表された２０１６年版の「プロが選ぶ
日本のホテル・旅館１００選」（旅行業登録をしている全国の事業所の投票結
果）の総合順位は下記のようになっています。


　　１位　加賀屋（石川県　和倉温泉）

　　２位　白玉の温泉慶・華鳳（新潟県　月岡温泉）

　　３位　稲取銀水荘（静岡県　稲取温泉）

　　４位　水明館（岐阜県　下呂温泉）

　　５位　日本の宿　古窯（山形県　かみのやま温泉）

　　６位　いぶすき秀水園（鹿児島県　指宿温泉）

　　７位　草津白根観光ホテル櫻井（群馬県　草津温泉）

　　８位　ホテル鐘山苑（山梨県　富士山温泉）

　　９位　八幡屋（福島県　母畑温泉）

　１０位　あかん遊久の里鶴雅・あかん湖鶴雅ウイングス
　　　　　　　　　　　（北海道　阿寒湖温泉）


　加賀屋は「もてなし」部門でトップの他、「料理」や「施設」、「企画」を
合わせた４部門の総合評価で３６年連続の１位となっています。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．失敗の要因の排除







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１７２１８.９６（－４７９.００）▼２.７１％
◎ＴＯＰＩＸ　　１４０１.９５（－　４５.３７）▼３.１３％

◎売買高概算　　　２６億３５１６万株
◎売買代金概算　　　２兆９７３１億円
◎時価総額　　　５１８兆６１３５億円

◎値上り銘柄数　　　３３　　　◎（昨年来）新高値　　　５
◎値下り銘柄数　１８９０　　　◎（昨年来）新安値　３１７
◎変わらず　　　　　１２

◎騰落レシオ（２５日）　５７.８６％（前日比５.０４％低下）

◎サイコロ（日経平均）　３勝９敗　●●●○○○●●●●●● ２５.０％

◎カイリ率（日経平均）　２５日線比－８.６１％　７５日線比－８.４７％


◎為替　　（対 ド ル）１１７.３５（先週末比０．８８円高）
　　　　　（対ユーロ）１２７.７０（先週末比１．０１円高）

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　２２１.８円（－　　７.６円）１６６４０万株
 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　６７７.０円（－　３０.７円）　８０５９万株
 ３.神戸製鋼　＜５４０６＞　　 １１７円（－　　 　６円）　５９６７万株
 ４.シャープ　＜６７５３＞　　 １１２円（－　　　 ２円）　５３１４万株
 ５.東芝　　　＜６５０２＞　２２７.０円（－　　８.０円）　４４２１万株

◎売買代金上位

 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １２３８０円（－ 　７２０円）　２４１７億円
 ２.トヨタ　　＜７２０３＞　 ６７５５円（－　 １０９円）　　８２３億円
 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　６７７.０円（－　３０.７円）　　５５１億円
 ４.ソニー　　＜６７５８＞　 ２６７５円（－１４９.５円）　　４３８億円
 ５.三井住友　＜８３１６＞　 ４１５６円（－　 １５３円）　　４２１億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１６８０万株　買い１６６０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、４７９円（２．７１％）安
の１万７２１８円で取引終了です。これで６日連続安となり、昨年大納会の終
値１万９０３３円から本日まで値幅にして１８１５円の下げとなります。

　ＮＹ市場でシカゴ日経先物が１万７３９０円まで下落したことを受け、東京
市場も朝方から幅広い銘柄に売りが先行。その後も原油価格が１バレル＝３１
ドルを割ったことによる産油国の財政悪化懸念、そしてその産油国による株式
の換金売り懸念、円相場が１ドル＝１１７円台前半の円高に進行したこと、中
国・人民元安を巡る警戒感が根強いこと、更に信用取引の追証（追加証拠金）
発生に伴う投げ売りも加わり、引けにかけて下げ幅を拡大しています。売買代
金は概算２兆９７３１億円、上海総合指数は６ポイントの小幅高で３０２２で
す。

　業種別では３３業種全て下落。特に石油、海運、非鉄、鉄鋼、証券、銀行な
どの下げが顕著です。

　個別銘柄では、金融とＩＴを融合した「フィンテック」関連として物色の矛
先が向かい、さくらインターネットが連日でストップ高。３００円高の１７６
０円となっています。先週にインフォテリアやＩＴベンチャーのテックビュー
ロと協業すると発表し、材料視した買いが継続しています。インフォテリアも
ストップ高で３００円高の１３４２円となっています。これで、さくらインタ
ーネットは上昇前の昨年１２月中旬の３００円どころから１ヶ月足らずで６倍
近くとなっています。

　携帯電話販売向け人材派遣を主力とするジェイコムＨＤが２２１円高の１６
３９円と大幅高。１６年５月期の業績予想を上方修正し、併せて期末に増配・
記念配の実施と株主優待制度の導入を発表し、好感した買いが入っています。
同社は認可・認証保育園や学童クラブ、大学・病院・企業内保育を運営する保
育関連サービス事業を営むサクセスＨＤを昨年７月に連結子会社化しています。

　電炉の東京製鉄が１７円高の７１１円と値を上げています。前週末に１６年
３月期業績計画の上方修正を発表し、好感した買いが入っています。主原料の
鉄スクラップの購入価格低下や電力料金・燃料費などのエネルギーコストの低
減が想定以上となり、利益拡大に繋がっています。

　その他、自動運転関連として独立系ＳＩのコアが２７２円高の１７８３円、
臨床検査薬大手で便潜血検査用試薬はシェア５割超の栄研化学が２５２円高の
２２９０円、山口県内首位のマンション開発業者のエストラストが株主優待制
度の導入を好感して買いが集まり、ストップ高の１００円高の６２２円。

　埼玉地盤に関東、関西で家具店とホームセンター（ＨＣ）を展開する島忠が
１０８円高の２７０９円、業務用厨房機器大手のホシザキ電機が２２０円高の
７８２０円、耐水性に優れた高級ダウン「水沢ダウン」と韓国向け絶好調のデ
サントが３１円高の１５８１円と値を上げています。

　本日の新高値銘柄は、コア、ジェイコムＨＤ、さくらインターネット・・・
等々です。





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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　引上げ　Ｂ→Ｃ（5108）ブリヂストン　　　 4,800→ 4,800円

［クレディＳ証券］
　据置き　　　Ｂ（8570）イオンＦＳ　　　　 2,520→ 2,355円
　引上げ　Ｂ→Ｃ（4043）トクヤマ 　　　　　　　　　　220円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　据置き　　　Ｂ（8905）イオンモール 　　　2,600→ 2,500円

［ゴールドマンＳ証券］
　新　規　　　１（4613）関西ペイント　　　　　　　 2,300円
　新　規　　　２（4114）日触媒　　　　　　　　　　10,500円
　据置き　　　２（8750）第一生命　　　　　 2,840→ 2,610円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎国際収支
　――――
　１１月の国際収支状況（速報）によりますと、貿易や投資による海外との総
　合的な取引状況を示す「経常収支」は１兆１４３５億円の黒字で、市場予想
　（８７００億円程度の黒字）を大きく上回り、５カ月連続で１兆円台の黒字
　となりました。

　訪日外国人の日本国内での消費が膨らめば連動して増加する「旅行収支」は
　９８５億円の黒字で、１１月としては過去最大の黒字額となり、輸送や旅行
　収支を含む「サービス収支」は３カ月ぶりに黒字に転換しました。



◎対内証券売買契約
　――――――――
　海外投資家による１２月の日本株投資は３カ月ぶりの売り越しで、売越額は
　４６４９億円となっています。ちなみに、２０１５年の海外勢の日本株の買
　越額は２６０６億円で、２０１４年の２兆６４８３億円から大きく縮小して
　いまうＳ。



◎消費動向調査
　――――――
　消費者心理を示す１２月の消費者態度指数は、前月比０．１ポイント上昇の
　４２．７。改善は３カ月連続ですが、小幅な伸びにとどまっています。尚、
　消費者心理の基調判断は「持ち直しの動きがみられる」で据え置きとなって
　います。



◎街角景気
　――――
　街角の景気の実感を示す１２月の現状判断指数は前月比２．６ポイント上昇
　の４８．７で、２カ月ぶりに改善しました。ただ、景気の良し悪しの判断の
　目安となる５０は５カ月連続で下回っています。





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【４】失敗の要因の排除　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　どのような世界でもそうですが、相撲の世界でも強い力士と弱い力士が存在
します。強い力士でありましても百戦全勝のはずはなく、負けたことのない力
士は存在しません。

　強い力士が他の力士よりも優れている点は、負けより勝ちが多いこと、思慮
深くて怪我をしないこと、関取生活を長く続けること・・・などだそうです。

　これを株式投資に当てはめてみますと、有意義な投資生活を送るためには、
第一に「損失より利益が多いこと」、第二に「思慮深くて大損をしないこと」、
第三は「投資家生活を長く続ける努力をすること」が重要となります。

　怪我をしても精神力で持ち堪える偉大な力士もいますが、それが相場であれ
ば大怪我（大損）は資金的にも精神的にも持ち堪えるのは困難です。

　
　ところで、株式投資で失敗する原因としては次のようなことがあげられます。


　　・売買タイミングの検討が不十分

　　・損切りが遅れる、できない

　　・欲張ってしまい売買のタイミングを逃す

　　・よく調べずに安易に銘柄を選択

　　・ナンピンしたために損失が膨らむ

　　・ニュースなどのチェックを怠り売買のチャンスを逃す

　　・短期売買に失敗する


　人間は転ぶことで歩き方を覚えると言われますが、株式投資で成功するため
には「失敗の要因の排除」が近道です。




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【編集後記】　　　　　　　　　　　　　　　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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明日は今年最初のスペシャル版配信日となります。年明け最初の配信は、例年
「届かない」との連絡が増えますが、未着の場合はその旨お知らせいただけれ
ばすぐに再送させていただきますので気軽にご連絡ください。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝　１０年連続受賞　＝


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