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こんばんは。aquaです。

 米大統領選挙は本日2月1日のアイオワ州党員集会から民主・共和両党の候
補指名争いがスタートします。11月8日の一般有権者による投票及び開票ま
での選挙戦は9カ月にも及ぶ長丁場となります。

 大統領選は、各州の政党の代議員(党大会で候補者を選ぶ投票権を持つ)を
有権者が選ぶ「予備選挙」や党員による討議で代議員を選ぶ「党員大会」を経
て、7月の「党大会」で党の候補が1人に絞られ、両党大統領候補による計3
回のTV討論会、そして11月の「一般投票(本選挙)」で538人の選挙人
の過半数を得た候補がアメリカ大統領の座に就きます。

 ちなみに一般投票では、大統領候補に直接投票するのではなく、事前にどの
党を指示するかを公にしている選挙人に投票します。その時点で党の大統領候
補はすでに決まっているため、選挙人に投票することは大統領を選ぶことと実
質的に同じです。

 ちなみに、米国の選挙では火曜日が投票日となることが多いのですが、これ
には以下のような理由があります。

 米国では合衆国建国以前から、選挙で選ばれた者が政治を行っていました。
ほとんどがキリスト教徒であった市民にとり、安息日の日曜日は礼拝を行った
り、家族と過ごす大事な日でした。

 月曜日を投票日にした場合、広大な米大陸では、投票所から遠くに住む人は
前日の日曜日を移動のために費やさなければならず、それでは安息日にはなり
ません。火曜日を投票にすると、遠くの家族のもとに帰る人も日曜日には休息
し、月曜日を移動にかけても十分に間に合います。そういった配慮と伝統から、
米国の選挙では火曜日に投票日が集中するようになったそうです。

 尚、3月1日の火曜日は11の州の党員集会・予備選が集中する日で、候補
者が絞り込まれる天王山となることから「スーパーチューズデー」または「メ
ガチューズデー」と呼ばれます。

 党員集会は主に討議で、予備選は投票によって、一般党員の代理人となる代
議員を選びますが、選出方法が党員集会か予備選かについては州によって異な
ります。

 本日のアイオワ州党員集会が大統領選の初戦となり、2月9日のニューハン
プシャー州が予備選の皮切りで、大統領選の第2戦となります。この序盤戦を
落として大統領に就任した例は極めて少ないため毎回大きな注目を集めます。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.連想ゲーム







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  17865.23(+346.93)△1.98%
◎TOPIX  1462.67(+ 30.60)△2.14%

◎売買高概算   35億0248万株
◎売買代金概算   3兆8519億円
◎時価総額   542兆3948億円

◎値上り銘柄数 1617   ◎(昨年来)新高値 64
◎値下り銘柄数  286   ◎(昨年来)新安値 50
◎変わらず     31

◎騰落レシオ(25日) 78.71%(前日比5.09%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●●○●●○○●○●○○ 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +1.26% 75日線比 -4.27%


◎為替  (対 ド ル)121.26(前日比0.64円安)
     (対ユーロ)131.57(前日比0.13円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 193.7円(- 12.1円)35542万株
 2.三菱UFJ<8306> 576.1円(- 33.3円)16985万株
 3.シャープ <6753>   143円(+    4円) 7350万株
 4.新生銀  <8303>   164円(-   22円) 6635万株
 5.三住トラス<8309> 355.8円(- 24.0円) 5564万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 13150円(+  440円) 2816億円
 2.トヨタ  <7203>  7339円(+  139円) 1082億円
 3.三井住友 <8316>  3677円(-  303円)  992億円
 4.三菱UFJ<8306> 576.1円(- 33.3円)  973億円
 5.ソニー  <6758>  2836円(+  313円)  911億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1500万株 買い1860万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が週末・月末となった前営業日の4
76円高に続いて連日で上昇、346円(1.98%)高の1万7865円で
取引終了です。

 週末のNYダウが396ドルの大幅高となったことを受けて朝方から幅広い
銘柄に買いが先行。買い一巡後も日銀のマイナス金利政策導入を好感した買い、
加えて円相場が1ドル=121円台の円安に進行した買いが膨らみ、引けにか
けて上げ幅を拡大しています。金利低下メリットの不動産やその他金融セクタ
ーの上げが顕著です。売買代金は概算3兆8519億円、上海総合指数は48
ポイント(1.7)安の2688です。

 業種別では、その他金融、鉄鋼、不動産、電機、建設、土石、食品などの上
げが顕著で、一方、銀行、空運、海運などは下げています。

 個別銘柄では、インバウンド関連のラオックスが38円高の220円と20
%の大幅高。2月8日の中国の春節(旧正月)を控え、中国の景気先行き不透
明感はあるものの、訪日客増による消費拡大・収益向上を期待した買いが入っ
ています。

 インバウンド関連として、ドーミーインの名でビジネスホテルを展開する共
立メンテネンスが700円高の9670円、ドンキホーテも165円高の41
90円、ドラッグストア首位のマツモトキヨシも320円高の5900円と値
を上げています。

 創薬ベンチャーのそーせいが860円高の1万2860円と値を飛ばしてい
ます。欧州製薬大手ノバルティスに提供する製品の売上げが拡大しており、今
後の業績拡大を期待した買いが入っています。

 新日鉄住金が221円高の2347円と上昇。業績の下方修正を発表したも
のの、取得上限4000万株(発行済み株式数の4.33%)、1000億円
の自社株買いを発表し、好感した買いが入っています。取得期間は2月2日か
ら6月7日です。その新日鉄住金が子会社化を発表した日新製鋼は169円高
の1296円と値を飛ばしています。

 ソニーが313円高の2836円と大幅高。週末に4~12月期連結最終損
益が2361億円の黒字(前年同期は191億円の赤字)と発表。スマートフ
ォン事業とゲーム事業の収益が改善しており、収益向上を好感した買いが入っ
ています。

 その他、インバウンド関連で好業績を発表した資生堂が284.5円高の2
524.5円、好業績を発表した塩野義も273円高の5474円、4~12
期営業利益が過去最高の村田製作が2150円高の1万5845円。

 営業キロ数で国内最大の私鉄で奈良と大阪を地盤とする近鉄Gが12円高の
506円と昨年来高値更新、九州北部地盤で電鉄大手の西鉄も36円高の78
6円と昨年来高値を更新です。

 本日の新高値銘柄は、サカタのタネ、東鉄工業、大東建託、日本M&A、味
の素、JT、持田薬、パーク24、明電舎、ヤーマン、ダイハツ、京成電、西
鉄、近鉄G、NTT・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[ゴールドマンS証券]
 据置き   B(4568)第一三共      2,400→ 2,450円
 据置き   B(8697)JPX       1,750→ 1,850円

[野村証券]
 据置き   A(2002)日清粉G      2,200→ 2,300円
 据置き   A(2802)味の素       3,200→ 3,500円
 据置き   A(5202)板硝子        170→   150円
 据置き   A(6472)NTN       1,050→   750円
 据置き   A(6504)富士電機       650→   560円
 据置き   A(6586)マキタ       8,300→ 7,900円
 据置き   A(9437)NTTドコモ    2,860→ 3,030円
 引下げ A→B(2327)NSSOL     3,100→ 2,700円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(6807)航空電子      2,400→ 1,900円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎中国製造業PMI
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 本日は中国国家統計局と、民間の財新/マークイットがそれぞれ1月の製造
 業PMIを発表しました。

 統計局の1月の製造業PMIは49.4と、市場予想(49.6)よりも悪
 化しました。景気の良し悪しの判断の分かれ目となる50を下回るのは6カ
 月連続で、水準としては12年8月以来、3年5カ月ぶりの低さです。同時
 に発表された1月の非製造業PMIは節目の50は上回ったものの前月から
 低下し3カ月ぶりの低水準となっています。

 財新が発表した1月の製造業PMIは48.4と、11カ月連続で50を下
 回りましたが、前月の48.2から改善は改善し、市場予想(48.0)も
 上回りました。

 なお、国家統計局のPMIは国有企業、つまり大企業中心に調査が行われて
 おり、財新のPMIの調査対象は主に中小企業となっています。



◎新車販売
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 1月の登録車の新車販売台数は前年同月比0.2%増で、4カ月連続の増加。
 1月の軽自動車販売は同11.6%減で、13カ月連続の減少となりました。

 ちなみに「登録車」とは軽自動車の規格を超える大きさの自動車のことで、
 登録車と軽自動車を合わせた1月の新車販売台数は4.6%減で、13カ月
 連続のマイナスとなっています。





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【4】連想ゲーム                         **
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 昔からのことわざに「風が吹けば桶屋が儲かる」というのがあります。意味
は・・・


  風が吹けば砂ぼこりが舞い、そうすると目の悪い人が増える。

  眼の悪い人が増えると三味線引き(盲目の人が三味線を引いて日銭を稼ぐ
  職業、いわゆる琵琶法師)が増える。

  三味線引きが増えるとネコがいなくなる(昔はネコの皮で三味線を作って
  いたため)。

  ネコがいなくなるとネズミが増える。増えたネズミが桶をかじる。

  そうすると新しい桶を買い求める人が増え、桶屋が儲かる。


というもので、一つの事象が次々に影響してゆくことを言い表しています。

 昔から「株式投資は連想ゲームである」と言われていますとおり、株式投資
では一つの事象からその後の展開を読む力(連想力)が投資成果に直結します。

 株式市場では一つの材料が何度となく蒸し返され、その度に上げ下げを繰り
返します。また、この銘柄が動けばあの銘柄も動くといったような、複数の銘
柄が同一の材料で同じような動きをすることが多々あります。

 実際に売り買いせずとも、相場が動いた背景や事の成り行きも含めて憶えて
いれば、役立つ時が結構あるものです。そうしたデータや知識は相場における
連想力の拠りどころとなります。





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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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本日の上昇で日経平均とTOPIXがともに昨年12月7日以来およそ2カ月
ぶりに25日移動平均線を上回りました。ちなみに「移動平均」とは、ある一
定期間の終値の平均値であり、一定期間の売買コストを表しています。売買コ
ストは損益分岐点でもあります。価格が移動平均を上回るということは投資家
の損益が改善しつつあることを示しており、損益が改善すれば投資に対しても
積極的になります。そうした観点から、相場が移動平均を上回るという出来事
は相場の先行きを占う上で明るい出来事です。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 10年連続受賞 =


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