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             ◎ ハロー!株式 ◎      2017/04/03 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 本日は全国の企業や官公庁で入社式や入庁式が行われ、およそ89万人が新
社会人としてスタートを切りました。

 明日は二十四節気に言う「清明」。新鮮で生気にあふれている様を「清新」、
明るくのびのびとしていることを「明暢(めいちょう)」と言います。

 桜花爛漫、天地万物に清新明暢の気が満ちあふれる時候で、街をゆく新社会
人にも清新明暢の気が溢れています。


 ところで、二十四節気発祥の中国では、清明節は先祖のお墓参りをする日本
のお盆のような伝統行事で祝日となり、きょう明日の中国・上海市場は休場と
なります。

 ちなみに、1976年の清明節に、同年に亡くなった周恩来の追悼のためと
して、多くの人が天安門広場に集まり体制批判を行ったことが発端となって「
第1次天安門事件」(四五天安門事件)が発生しています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.17年度の収益見通し






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  18983.23(+ 73.97)△0.39%
◎TOPIX  1517.03(+  4.43)△0.29%

◎売買高概算   20億1502万株
◎売買代金概算   2兆2691億円
◎時価総額   560兆6413億円

◎値上り銘柄数 1087   ◎(年初来)新高値  46
◎値下り銘柄数  804   ◎(年初来)新安値 268
◎変わらず    121

◎騰落レシオ(25日)  93.25%(前日比2.82%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇●●●〇〇●〇〇●●〇 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -1.68% 75日線比 -1.43%


◎為替  (対 ド ル)111.51(前週末比0.28円高)
     (対ユーロ)118.97(前週末比0.55円高)

◎出来高上位

 1.東芝   <6502> 228.2円(- 13.2円)27674万株
 2.みずほ  <8411> 201.1円(-  2.9円)15097万株
 3.シャープ <6753>   495円(+   25円) 9228万株
 4.三菱UFJ<8306> 694.3円(-  5.4円) 7232万株
 5.ソレイジア<4597>   329円(+   80円) 5016万株

◎売買代金上位

 1.東芝   <6502> 228.2円(- 13.2円)  628億円
 2.日経レバE<1570> 14420円(+  110円)  599億円
 3.任天堂  <7974> 26755円(+  920円)  526億円
 4.三菱UFJ<8306> 694.3円(-  5.4円)  501億円
 5.シャープ <6753>   495円(+   25円)  452億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り510万株 買い610万株

 4月、名実ともに新年度相場入りとなった本日の東京マーケットは日経平均
株価が3日ぶりに上昇、73円(0.39%)高の1万8983円で取引終了
です。

 週末のNYダウは65ドル安でしたが、先週後半の2日間で308円の下げ
となって1万9000円を下回っていただけに4月相場入りで先高期待の押し
目買いが朝方から優勢。外国人と見られる買いも入り、ジリジリと上げ幅を広
げて14:32には159円高となる場面がありました。引けにかけては戻り
売りが出て幾分上げ幅を縮めています。

 トランプ大統領が貿易問題を取り上げているため、内需株が比較的堅調です。
売買代金は2兆2691億円、上海市場は清明節で休場です。

 業種別では、食品、水産、倉庫、小売、医薬品、建設などの上げが目立ち、
一方で石油、非鉄、鉄鋼、銀行、証券などが下げています。

 個別銘柄では、任天堂が920円高の2万6755円と値を飛ばしています。
3月3日に発売した新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の売行きが好調で
あり、18年3月期の営業利益が大幅に拡大する見通しであることから好感し
た買いが膨らんでいます。中古取扱店の店頭価格はほぼ新品並みの200~5
00円安となっている模様です。

 円相場の動きに左右されにくい内需株としてドラッグストア株が軒並み上昇。
マツキヨが240円高の5520円、東京西部地盤のサンドラッグが165円
高の3900円、イオン子会社でドラッグチェーン最大手のウエルシアが11
5円高の3230円、九州地盤のコスモス薬品が520円高の2万2260円
と値を飛ばしています。

 その他、中東のアラブ首長国連邦、オマーン、バーレーン、カタール、クウ
ェートなど5ヶ国で「ヤクルト」の販売を開始したヤクルトが220円高の6
400円、環境調査・分析の大手で官公庁向け8割超の「いであ」が105円
高の1238円、札幌本社で健康美容食品や化粧品のネット通販会社の北の達
人が87円高の957円と連日の大幅高。撮像素子CMOSセンサーやCCD
検査用光源装置大手のインターアクションが74円高の948円と大幅高。

 全国の病院や介護関連施設を通じ利用者に身の回り品などをレンタルするエ
ランが147円高の1988円、メモリディスク関連や液晶関連装置を主力と
するワイエイシイHDが113円高の1534円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、ヤクルト、北の達人、LINE、関西ペ、ノエビア、
ノリタケ、良品計画、東京エレク、いであ、ニトリHD・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A(1721)コムシス      2,400→ 2,600円
 据置き   A(1893)五洋建設       650→   630円
 引下げ A→B(5232)住友大阪       510→   510円

[モルガンSMUFJ証券]
 引下げ B→A(3064)MRO       3,200→ 4,000円

[野村証券]
 引上げ B→A(4613)関西ペイント    1,900→ 3,000円
 据置き   A(4775)総合メディカル   5,600→ 5,800円
 据置き   A(5333)日本ガイシ     2,660→ 3,070円

[SMBC日興証券]
 引上げ B→A(9005)東急         990→   980円
 引下げ A→B(9001)東武         670→   660円
 据置き   B(9142)JR九州      3,300→ 4,100円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(7220)武蔵精密      3,050→ 3,200円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎日銀短観
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 日銀が発表した3月調査の全国企業短期経済観測調査(短観)で、注目度の
 高い「大企業製造業・業況判断指数(DI)」はプラス12と、前回12月
 を2ポイント上回り、2四半期連続の改善となりましたが、市場予想(プラ
 ス14)には届きませんでした。

 大企業製造業の3カ月先の業況判断DIはプラス11で、前回12月から1
 ポイント低下し、現況も下回りました。トランプ政権の政策運営の先行き不
 透明感や欧州の政治リスクを意識して先行きに慎重な経営者が多いことを裏
 付けています。



◎新車販売台数(2月)
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 登録車  46万0654台 前年同月比13.8%増  8カ月連続増加
 軽自動車 23万0721台   同   0.2%減  3カ月連続減少

  合計  69万1375台   同   8.7%増  5カ月連続増加


※新車販売台数(16年度)

 登録車  335万7933台 前年度比 7.5%増  2年連続増加
 軽自動車 171万9971台   同  5.1%減  3年連続減少

  合計  507万7904台   同  2.8%増  3年ぶり増加





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【4】17年度の収益見通し                    **
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 日銀短観は、正式名称を「を全国企業短期経済観測調査」と言い、海外の市
場関係者にも「TANKAN」で通用します。

 3カ月毎に企業経営者にアンケート形式で聞き取り調査を行い、景気が「良
い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた業況判断DIは、
企業の経営者の調査時点での景況感を端的に示す指標で、先行きの景気動向や
企業業績を見通す上で最も重要な経済指標の一つです。

 日銀は企業経営者に調査時点での収益見通しについてもヒアリングしており、
3月短観の大企業製造業および大企業非製造業の17年度収益見通し(16年
度比)は以下のようになっています。


 ◆大企業の17年度計画(見通し)※16年度比

           売上高     経常利益    設備投資

  ・製造業    1.4%増   0.3%減   5.3%増

  ・非製造業   1.4%増   0.1%減   2.0%減



 なお、大企業製造業の17年度の想定為替レートは108円43銭となって
います。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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新年度の初日に相場が上昇するのは5年ぶりのことで、幸先の良いスタートと
なりました。ちなみに、2016年度の東証1部銘柄上昇率1位はトウキョウ
ベース(3415)の6.7倍、2位はリンク&モチベーション(2170)
の4.9倍となっており、今年度はどの銘柄が飛び出すのか・・・楽しみです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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