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 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー株式　◎　　　　　 　2017/10/31 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　明日から１１月です。霜が降る月いう意味で霜月と言いますが、暦に合わせ
るかのように栃木県の宇都宮では本日、初霜が観測されました。

　１１月は印象に残る月で、１９９７年１１月３日に準大手証券の三洋証券が
会社更生法の適用を申請、１７日には北海道拓殖銀行が破綻、２４日には大手
証券の山一證券が自主廃業を決定しました。あれから２０年、早いものです。

　ところで、明日１１月１日は「ワン ワン ワン」の語呂合せで「犬の日」だ
そうです。

　現代においては住環境やそれぞれの家庭の事情がペットを飼うことを難しく
していますが、昔は多くのご家庭でごく自然に家族の一員として犬や猫といっ
た動物達がそこにいました。そして多くのことを動物達から学ぶことができた
のではないでしょうか。

　たしかイギリスの諺だったかと思うのですが、次のような一節がありますの
でご紹介させていただきます。


　 　子供が生まれたら犬を飼いなさい。
　
　 　子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。

　 　子供が幼年の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。

　 　子供が少年の時、子供の良き理解者となるでしょう。

　 　そして子供が大きくなった時、犬は先に死んでしまいます。

　 　しかし、自らの死をもって命の尊さを教えてくれるでしょう。




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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場　＜スペシャル版（有料版）通信＞

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果

 ４．日銀の景気認識と経済見通し







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　２２０１１.６１（－　　０.０６）▼０.００％
◎ＴＯＰＩＸ　　１７６５.９６（－　　４.８８）▼０.２８％

◎売買高概算　　　１８億８８０１万株
◎売買代金概算　　　３兆５２９８億円
◎時価総額　　　６５０兆８９０５億円

◎値上り銘柄数　１０７３　　　◎（年初来）新高値　２９３
◎値下り銘柄数　　８６４　　　◎（年初来）新安値　　　９
◎変わらず　　　　　９４

◎騰落レシオ（２５日）１２５.３３％（前日比４.７４％低下）

◎サイコロ（日経平均）１０勝２敗　〇〇〇〇〇〇〇●〇〇○● ８３.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋４.２３％　７５日線比 ＋８.７３％


◎為替　　（対 ド ル）１１３.０３（前日比０.６８円高）
　　　　　（対ユーロ）１３１.６２（前日比０.５０円高）

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　２０４.９円（－　　３.５円）１４７０５万株
 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　７６２.５円（－　２０.１円）　９０９０万株
 ３.神戸製鋼　＜５４０６＞　　 ９５０円（＋ 　　３０円）　５３８０万株
 ４.野村　　　＜８６０４＞　６４８.８円（－　１８.１円）　３０９３万株
 ５.日立　　　＜６５０１＞　８９７.０円（－　　１.４円）　２８３２万株

◎売買代金上位

 １.任天堂　　＜７９７４＞ ４３８００円（＋ 　９３０円）　３７０５億円
 ２.ソフトＢＫ＜９９８４＞ 　９９４７円（－　 ４８３円）　１２４６億円
 ３.日経レバＥ＜１５７０＞ １９４８０円（± 　　　０円）　１１６１億円
 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　７６２.５円（－　１０.１円）　　６９６億円
 ５.神戸製鋼　＜５４０６＞　　 ９５０円（＋ 　　３０円）　　５０５億円



◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り９２０万株　買い４１０万

　本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅ながら４日ぶりに下落、前日比
０．０６円安の２万２０１１円で取引終了です。昨晩のＮＹダウが８５ドル安
となり、円相場が１ドル＝１１３．１０円前後の円高に振れたことを嫌気して
朝方から売りが先行、９：０５には下げ幅が１７１円となる場面がありました。

　ただ、先高期待は根強く、下値では外国人を含めて押し目買いが入り、引け
にかけては徐々に下げ幅を縮小しています。任天堂、デンソー、オークマなど
主力株が好業績を発表しているのも支援材料となっています。売買代金は３兆
５２９８億円、上海総合指数は３ポイントの小幅高で３３９３です。

　業種別では、倉庫、不動産、海運、電機などが高く、一方で銀行、証券、石
油、自動車、鉄鋼などが下げています。

　個別銘柄では、任天堂が９３０円高の４万３８００円と値を飛ばしています。
昨日の引け後に１８年３月期通期の連結営業利益が前期比４倍の１２００億円
になる見通しと発表。従来計画６５０億円から２，２倍に膨らみ、好感した買
いが入っています。ニンテンドースイッチ」の販売が拡大し、今期販売計画を
従来の１０００万台から１４００万台に積み増しています。

　デンソーが３日連続高で２３７円高の６１９２円と値を飛ばしています。１
８年３月期の営業利益を従来計画３５３０億円から３９００億円に上方修正し、
好感した買いが入っています。前提為替レートは１ドル＝１１１円、１ユーロ
＝１２６円としています。

　建設用クレーンで世界最大手級のタダノが４日連続高で２９２円高の１７１
５円と２０％超の大幅高。第２四半期営業利益が８５億円と従来計画７０億円
から上ブレとなり、好感した買いが入っています。

　日本郵船傘下で物流事業を展開する郵船ロジスティクスがストップ高、３０
０円高の１３１８円となっています。日本郵船がＴＯＢ（株式公開買い付け）
で同社を完全子会社化すると発表。ＴＯＢ価格１５００円にサヤ寄せする形で
買いが集まっています。

　その他、好業績と増配計画を発表したトヨタ系自動車部品メーカーで電子制
御燃料噴射装置や吸排気系を主力とする愛三工業が１７０円高の１２９１円、
好業績発表で国際物流大手の日新が４４０円高の３４９０円、好業績と増配計
画発表で東海の工作機械大手のオークマも３７０円高の６９１０円と大幅高で
す。

　本日の新高値銘柄は、ショーボンド、大林組、東鉄工、ＰＳ三菱、協和エク
シオ、ヤクルト、アサヒ、東レ、ＴＯＴＯ、ＤＯＷＡ、横河ブリッジ、オーク
マ、森精機、ナブテスコ、アルパイン、任天堂、東京エレク、住友不、東武、
西鉄、郵船、商船三井・・・等々です。



☆スペシャル版（有料版）通信

　＝　一押しのオークマが３７０円高の６９１０円！　＝

　１０月１８日号スペシャル版にてご紹介したばかりですが、本日、オークマ
が大幅高、３７０円高の６９１０円となっています。狙い目の６４００円前後
からは５００円ほど上がっており、仕込まれた方、取り敢えずは本当におめで
とうございます。


　自動車や航空機関連の引き合いが旺盛であり、中国向けも好調で更なる利益
拡大となる公算大です。



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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［野村証券］
　据置き　　　Ａ（3436）ＳＵＭＣＯ　　　　 2,135→ 2,770円
　据置き　　　Ａ（4184）オービック　　　　 8,300→ 8,500円
　据置き　　　Ａ（4507）塩野義製薬　　　　 9,200→ 8,900円
　据置き　　　Ａ（6506）安川電機　　　　　 3,600→ 4,500円
　据置き　　　Ａ（7731）ニコン　　　　　　 2,289→ 2,446円
　据置き　　　Ａ（9719）ＳＣＳＫ　　　　　 5,700→ 5,900円
　引下げ　Ａ→Ｂ（4185）ＪＳＲ　　　　　　 2,200→ 2,500円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ（8001）伊藤忠　　　　　　 1,880→ 2,400円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ（6758）ソニー　　　　　　 5,200→ 5,800円
　引下げ　Ａ→Ｂ（2440）ぐるなび　　　　　 2,200→ 1,600円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ｃ（3938）ＬＩＮＥ　　　　　 2,400→ 2,500円

［大和証券］
　据置き　　　１（2327）ＮＳＳＯＬ　　　　 2,960→ 3,280円
　据置き　　　２（4063）信越化学　　　　　12,400→13,800円
　据置き　　　２（6436）アマノ　　　　　　 2,700→ 3,100円


 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎消費支出
　――――
　９月の家計調査で、物価変動の影響を除いた実質消費支出は前年同月に比べ
　０．３％減少。市場予想（０．７％増）に反して２カ月ぶりに減少しました。
　季節調整後の前月比では０．４％増加しています。



◎雇用動向
　――――
　９月の完全失業率は２．８％と前月比横ばい。９月の有効求人倍率も前月比
　横ばいの１．５２倍です。

　ちなみに、９月の正社員の有効求人倍率は前月から０．０１ポイント上昇の
　１．０２倍と、データが遡れる０４年以降で過去最高となっています。



◎鉱工業生産
　―――――
　９月の鉱工業生産指数（２０１０年＝１００）速報値は前月比１．１％低下
　の１０２．４と、２カ月ぶりに低下しましたが、市場予想（１．５％低下）
　よりも小幅な低下でした。基調判断は「生産は持ち直しの動き」で据え置き
　です。



◎建設機械出荷額
　―――――――
　９月の建機出荷額は前年同月比１９．７％増加し、１１カ月連続で前年実績
　を上回りました。

　輸出が４１．３％増と１１カ月連続で増加した一方、国内向けは０．３％減
　と１０カ月ぶりに減少しました。



◎中国ＰＭＩ
　―――――
　中国国家統計局が発表した１０月の製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は
　前月比０．８ポイント低下の５１．６と、３カ月ぶりの低下で市場予想（５
　２．０）も下回りました。ただ、景況判断の分かれ目となる５０は引き続き
　上回っています。

　同時に発表された１０月の非製造業ＰＭＩは５４．３で、前月から１．１ポ
　イント低下しました。



◎自動車生産
　―――――
　９月の自動車生産台数は前年比１．６８％増と１１カ月連続で増加しました。

　内訳は、普通乗用車が０．８９％減、小型乗用車が１．８２％増、軽自動車
　が１６．９９％増、トラックが０．５７％減となっています。



◎住宅着工
　――――
　９月の新設住宅着工戸数は前年比２．９％減と３カ月連続で減少しましたが、
　市場予想（３．５％減）ほどの落ち込みではありませんでした。




◎新規上場　　　　　　　　　公開価格　　　　　　初値　　　　　　終値
　――――
　Ｃａｓａ（７１９６）　　２２７０円　　　２３３１円　　　２２６８円





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【４】日銀の景気認識と経済見通し　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　日銀は本日の金融政策決定会合で、短期金利をマイナス０．１％、長期金利
の指標となる１０年物国債利回りをゼロ％程度に操作する金融政策の現状維持
を、８対１の賛成多数で決定しました。資産買入れ方針も現状維持です。

　同時に公表した１０月の「経済・物価情勢の展望」（展望リポート）では、
景気判断を「緩やかに拡大している」とし、物価上昇率が２％程度に達する時
期については「１９年度頃」と、いずれも前回から変わらずです。

　ただ、年度ごとの成長率と物価の見通し（政策委員見通しの中央値）につい
ては、前回（７月調査）から下記のように修正しています。


　　【成　長　率】見通し　　　今回　　　　　前回

　　　　２０１７年度　　　１．９％　←　１．８％　（上方修正）

　　　　２０１８年度　　　１．４％　←　１．４％　（据え置き）

　　　　２０１９年度　　　０．７％　←　０．７％　（据え置き）

　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　【物価上昇率】見通し　　　今回　　　　　前回

　　　　２０１７年度　　　０．８％　←　１．１％　（下方修正）

　　　　２０１８年度　　　１．４％　←　１．５％　（下方修正）

　　　　２０１９年度　　　１．８％　←　１．８％　（据え置き）





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【５】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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日銀は本日の決定会合で金融政策の現状維持を決定しました。今晩から始まる
米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）でも金融政策は現状維持となる見通しで、
１２月の会合で今年３回目となる追加利上げを決定するというのが市場の一致
した見方（コンセンサス）です。

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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝　１１年連続受賞　＝


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