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              ◎ ハロー!株式 ◎     2013/11/14 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 昨年の本日11月14日。民主党の野田前首相が衆院解散を表明し、本日で
ちょうど1年となります。同日の日経平均株価の終値は8664円であり、昨
日の終値1万4567円まで値幅にして5903円、率にして68%という大
幅上昇となっています。

 その1年前の昨年11月第2週から直近までの外国人の累計買越額は12兆
7500億円となり、12ヶ月ベースでは過去最高を記録しています。


   = 東証1部平均PER 16倍程度 =


 ところで、本誌を読んでいらっしゃる方の中には、本当に多くの株式投資ビ
ギナーの方がいらっしゃいます。「つい2ヶ月前に始めたばかり」、或いは「
これから始めようと考えている」等々、年代・男女・職業を問わずそうした方
々が大勢いらっしゃいます。

 そこで、本日は銘柄選択をする上で、最低限チェックして頂きたい最も基本
的かつポピュラーな投資尺度【PER】(ピーイーアール)について簡単に触
れさせて頂きたいと思います。既にご存知の方には恐縮ですが、復習の意味で
再確認して頂ければ幸いです。

 株式投資の世界では、この銘柄は「割高」とか「割安」といった言葉が頻繁
に使われます。その判断をする上での一つのツールが【PER=株価収益率】
です。これは、誰でも簡単に計算でき、Price Earning Rat
io の頭文字をとったものです。

 株価がその企業の一株当たり利益の何倍まで買われているかを表し、その値
が他の企業と比べて高ければ割高、低ければ割安といった具合に判断します。

 では、「一株当たり利益とは何だ?」となりますが、簡単に申し上げますと、
その企業が年間で上げた利益をその企業が発行している株式数で割ったもので
あり、会社四季報とか会社情報とかを見れば載っています。そして、その一株
当たり利益のことをEPS(Earnings Per Shareの略)と
言います。

 普通は、PERを計算するときは、今の決算期の予想の数字を当てはめれば
よく、例えばA社の株価が1000円、予想一株当たり利益が100円ならA
社のPERは10倍、B社の株価が2000円、予想一株当たり利益が100
円ならB社のPERは20倍と計算でき、A社のPER10倍の方が低いので
A社の方が「割安」と一般的には判断します。

 繰り返しますと、PERは、「株価÷予想1株当たり利益(EPS)」で計
算し、株価がEPSの何倍になっているかを計る投資尺度です。具体的には、
自分の注目している銘柄のPERが何倍かをチェックして、さらに、同業他社
のPER、或いは市場平均のPERと比較し、PERが高ければ『割高』、低
ければ『割安』といった具合に判断します。

 先にも申し上げましたが、これは最も基本的かつポピュラーな投資尺度であ
り、ぜひ頭に入れておいて頂ければと思います。ちなみに、東証一部全銘柄の
平均PERは直近で16倍程度、平均配当利回りは1.6%程度となっていま
す。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      15821.63(+ 70.96)△0.45%
□ナスダック       3965.58(+ 45.66)△1.16%
□S&P500      1782.00(+ 14.31)△0.81%

□ダウ輸送株       7141.84(+ 43.57)△0.61%
□半導体株(SOX)    508.00(+  4.39)△0.87%

□NY原油先物(12月限)  93.88(+ 0.84)
□NY 金先物(12月限)1268.40(- 2.80)
□バルチック海運指数   1531   (-12)

□為替      (対ドル) 99.32  (対ユーロ)133.79

□CME日経225先物 14720 (+120)※大証比


 13日のNY株式市場は、引けにかけて上げ幅を拡大し主要3指数が高値を
更新しました。

 景気を重視し金融緩和に積極的と見られるハト派のロックハート・アトラン
タ連銀総裁が前日、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和
縮小開始の可能性を示唆したことから警戒感が強まり、中国共産党の三中全会
では改革の深化が決定されたもののの具体策が出なかったことが市場心理を冷
やし、加えてイングランド銀行(英中銀)による利上げ観測が浮上したことで
この日序盤のNY株式市場は売り優勢となりました。

 一方、百貨店のメーシーズが好決算を手掛かりに大幅高となり、同業のシア
ーズやJCペニーなどにも買いが波及し市場心理が徐々に好転。14日の次期
FRB議長候補の承認公聴会でイエレン氏が量的緩和の継続を支持するハト派
的な発言するとの観測も買いを呼び指数はプラス転換、引けにかけて上げ幅を
拡大しました。

 ダウは反発し2日ぶりに過去最高値を更新。S&P500種指数も約2週間
ぶりに過去最高値更新。ナスダック指数も4営業日続伸で今年の高値を更新し
2000年9月以来、約13年2カ月ぶりの高値水準となりました。

 S&P業種別指数(全10業種)では一般消費財やテクノロジーなど9業種
が上昇した一方、通信が軟調でした。

 個別銘柄では、売上高・利益ともに市場予想を上回ったメーシーズが9%高
と大幅上昇。同業のシアーズやJCペニー、ディスカウントストアのターゲッ
ト、アパレルのアバクロンビー&フィッチなど消費関連の上昇が目立ちました。
ヤフーやグーグル、マイクロソフト、AMDなどハイテク株が上げ幅を拡大。
交流サイト(SNS)関連のジンガやフェイスブックなども大幅高となりまし
た。

 アナリストが投資判断を引き上げた鉄鋼のUSスチールが買われ、自動車の
フォードやGMも上昇。前日下げたバンク・オブ・アメリカやシティグループ
などの金融株も反発しました。一方、前日上げた通信のベライゾンやAT&T、
医薬品のメルクやジョンソン&ジョンソンなどが軟調でした。

 ダウ構成銘柄では、マイクロソフト、ホームデポ、ディズニーなど24銘柄
が上昇し、デュポン、メルク、ベライゾンなど6銘柄が軟調でした。

 NY原油先物はリビア産原油の供給懸念を背景に反発。金先物は量的緩和の
縮小懸念に加え、翌14日のイエレン氏の発言待ちの買い手控えもあって5営
業日続落となり10月11日以来の安値水準で取引を終了。バルチック海運指
数(BDI)も5営業日続落です。

 CME日経225先物は円建てが14720(大証比120円高)、ドル建
ては14735(同135円高)で取引を終了しました。




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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 = NYダウ、史上最高値更新! =

 昨晩のNYダウは、前日比70ドル高の1万5821ドルと2日ぶりに史上
最高値を更新しています。

 シカゴ日経平均先物は1万4720円と昨日の東京市場の日経平均株価1万
4567円と比べて150円ほど高い水準となっています。

 ナスダック指数は、前日比45.66ポイント高の3965.58と200
0年9月8日以来、約13年2ヵ月ぶりの高値水準となっています。

 = SP500、史上最高値更新! =

 S&P500種指数は、前日比14.31ポイント高の1782.00と1
0月29日以来、約2週間ぶりに史上最高値を更新しています。

 今朝6:28の円相場は、対ドルで1ドル=99円44銭前後(昨日16:
00台は99円51銭)、対ユーロは1ユーロ=133円83銭前後(同13
3円77銭)で推移しています。

 NY原油は、前日比0.84ドル高の1バレル=93.88ドルと2日ぶり
に上昇しています。リビアの石油精製施設の一部がストライキにより、生産が
停滞していると伝わり、買いが入っています。

 NY金価格は小幅安。前日比2.8ドル安の1トロイオンス=1268.4
ドルと5日連続で値下がりしています。終値ベースで10月11日以来、約1
ヵ月ぶりの安値水準となっています。


 昨日の日経平均株価は小幅安。前日比21円安の1万4567円と3日ぶり
に値下がりしています。東証1部の売買代金は2兆10億円と連日で2兆円を
上回っています。

 昨年11月14日に民主党の野田前首相が衆議院解散宣言をしてから丸1年
が経過。同日の日経平均株価の終値8664円から昨日の終値1万4567円
まで値幅にして5903円、率にして68%の上昇となっています。

 本日は、メガバンクの三菱UFJ、みずほFG、生保大手の第一生命などが
決算発表を予定しています(詳細は下記参照)。

 8:50に7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が発表されます。事前
予想は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.4%増(4~6月期は0.9
%増)、年率換算で1.6%増(同3.8%増)となっています。

 13:30に9月の鉱工業生産・確報値が発表されます。同・速報値は前月
比1.5%上昇の98.5と2ヵ月ぶりにプラスとなっています。経産省は基
調判断を前月の「緩やかな持ち直しの動きがみられる」から「持ち直しの動き
で推移している」と6ヵ月ぶりに上方修正しています。

 15:00に11月第1週(11月5日~11月8日)の投資部門別売買動
向が発表されます。10月第5週(10月28日~11月1日)の外国人投資
家は2週ぶりに買い越し、買越額は2277億円(前週は242億円の売り越
し)となっています。

 一方、個人投資家は2週ぶりに売り越し、売越額は2221億円(前週は1
229億円の買い越し)となっています。

 米国では、今晩は米上院銀行委員会で次期議長に指名されたイエレンFRB
副議長の承認公聴会が予定されています。

 その他、海外ではインド市場休場(ムハッラム・イスラム教新年)、アジア
欧州会議(ASEM)外相会合(~15日、ニューデリー)、7~9月期の独
GDP・速報値、7~9月期のユーロ圏GDP・速報値、ユーロ圏財務相会合
(ブリュッセル)、9月の米貿易収支の発表などが予定されています。


 本日、9月中間期(4~9月)の決算発表を予定している主な企業は以下の
通りとなっています。


  【14:00台】

   三井住友トラ(8309)
     

 【15:00台】

   長谷工(1808)、マツキヨHD(3088)、
   エアウォータ(4088)、みずほFG(8411)
                 

  【16:00台】

   三菱UFJ(8306)、第一生命(8750)・・・等々。


◆主なニュース

・IHIが低価格小型衛星 農業や資源探査、民間利用弾み

・後発薬、新薬の半値に 医療費抑制へ普及促す 厚労省案

・TPP交渉、コメ関税ゼロ枠拡大 米要求で妥協案が浮上

・フィリピン台風救援、自衛隊派遣最大1千人 米と足並み

・電力市場60年ぶり転機 改正電事法が成立、価格競争へ

・柏崎原発、再稼働へ難題 福島第1と同型・活断層の疑い

・三菱UFJ・みずほ、純利益を上方修正へ 14年3月期

・ニチイ学館やベネッセ、個人宅を利用した英語教室拡大へ

・三菱商、中国で病院の調達代行事業 医療器具を一元管理
 
・グリー、7~9月の純利益7割減 ゲーム課金収入が減少

・南欧金融機関、不良債権が増加傾向 EU経済回復に重荷



◆経済指標等

・GDP(7~9月期速報値、内閣府)
・対内証券売買契約(週間、財務省)
・鉱工業生産指数(9月確報、経産省)
・マネタリーサーベイ(9月、日銀)
・投信概況(10月、投信協会)
・部門別売買動向(週間、東証)

・ユーロ圏GDP(7~9月期速報値)
・米労働生産性指数(7~9月期速報値)
・米貿易収支(9月)
・米石油在庫統計(週間)


◆その他

・主な決算 長谷工(1808:マンション建築首位)
      マツキヨ(3088:ドラッグストア首位)
      アマダ(6113:金属加工機械で国内首位級)
      三菱UFJ(8306:国内最大の金融グループ)
      みずほFG(8411:旧富士、一勧、日本興業の3行が前身)
      第一生命(8750:生保業界大手)
      T&D(8795:傘下に大同生命、太陽生命等)

・海外決算 アプライド・マテリアルズ(半導体製造装置)
      ウォルマート・ストアーズ(小売、ダウ銘柄)
      ノードストローム(百貨店)

・ユーロ圏財務相会合

・米上院銀行委員会でイエレン次期FRB議長候補の承認公聴会



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【3】心に残る名言                        **
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         心が変われば態度が変わる。

         態度が変われば習慣が変わる。

         習慣が変われば人格が変わる。

         人格が変われば運命が変わる。


               蓮沼 文三(ヒンズー教の教え)






THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE!                 by aqua
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◆11月14日 今日は何の日? 六輝:先負
 世界糖尿病デー、医師に感謝する日、アンチエイジングの日、パチンコの日、
 いい樹脂の日、盛人の日、いい石の日、ウーマンリブの日


~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =7年連続受賞=

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   「ハロー!株式」 5年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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