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  今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


   『 買いに利あり!、

      この下押し局面で狙いたい国策・防衛関連の○○2○!』


   『 ギャンブル必勝法と投資を成功に導く要(かなめ) 』



  ◆配信についてのお問い合わせは、メールまたは電話にて承ります。

                   メール aqua@aqua-inter.com
                   TEL 03-5605-1731

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             ◎ ハロー!株式 ◎      2014/01/29 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 2006年2月1日から現職にあったベン・バーナンキ米連邦準備制度理事
会 (FRB) 議長は、今回(28―29日)の米連邦公開市場委員会(FOM
C)を最後に31日付けで任期満了のため退任します。

 バーナンキ氏がアラン・グリーンスパン前議長の後任としてFRB議長に就
いたのは2006年2月で、当時のNYダウは1万0800ドル近辺でした。

 その頃、通常ならばローン審査が通らないような信用度の低い低所得者層(
サブプライム層)への貸し付け(サブプライムローン)が急拡大し、低所得者
層の住宅購入や自動車購入が増えたことで米経済は活況を呈しました。

 好調な住宅投資や企業業績に支えられNYダウは07年10月に1万400
0ドル台に乗せ、それまでの過去最高値を更新しますが、同時に危機の芽も育
まれていました。

 低所得者向けの貸し付けは、プライム層(優良顧客層)への貸し付けよりも
高い金利が設定されます。ノーベル経済学賞を受賞した数学者も関わって、利
回りの高いサブプライムローンは金融工学を駆使してリスクを分散し(たよう
に見える)「(見せかけの)ローリスク・ハイリターン」の金融商品が相次い
で組成されます。

 これによって信用力の劣るサブプライムローンが流動化すると同時に、ロー
ン債務者の弁済先は貸し付けた銀行から、投資銀行や投資家に移りました。信
用力を評価する大手格付け会社もこれらの金融商品に高い格付けを付与したた
め、サブプライムローンの証券化商品は世界中の投資家に販売されました。

 住宅価格の上昇が鈍化するとローンの延滞率も上昇し、延滞者の増加と金融
機関の破たんが目立つにようになり、投資家の不安が拡大してゆきました。急
速な信用収縮によって08年3月には米大手証券会社のベア・スターンズが破
たんし、同年9月、ついには米国第4位の規模を誇った巨大証券会社・名門投
資銀行のリーマン・ブラザーズが約64兆円の負債を負って破たんします。

 これが世界的な金融危機の発端となり、保険最大手のAIGが事実上国有化
され、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)が経営破たん、大手銀行の
シティグループに公的資金を注入、証券大手のメリルリンチはバンク・オブ・
アメリカが救済といったことが立て続けに起こります。大量出血が四方八方で
起こり、後手に回った米当局はとりあえず大きな傷のみ止血してまわったとい
うのが当時の印象です。

 世界経済は「100年に一度の危機」を迎え、NYダウは07年10月に付
けた1万4146ドルの高値から、わずか1年5カ月後の09年3月には半値
以下の6500ドルを割り込む事態となります。誰もが恐怖におののいたその
時の相場急落が、結果として「100年に一度のチャンス」になったわけです。

 その後、危機対応でバーナンキ議長は量的緩和を含む異例の金融政策を導入
し、経済はどうにか持ち直し、NYダウは07年の高値を上回りこの年明けに
1万6530ドルの史上最高値をつけるまでになっています。

 バーナンキ議長が行った金融政策は、例えれば重篤患者への大量輸血です。
症状も体力もある程度回復した現在は、輸血の量を少しずつ減らそうかという
段階にあります。

 

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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.「取り組み妙味」とは

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  15383.91(+403.75)△2.70%
◎TOPIX  1256.18(+ 31.87)△2.60%

◎売買高概算  23億6372万株
◎売買代金概算  2兆4778億円
◎時価総額  443兆7113億円

◎値上り銘柄数 1716   ◎(年初来)新高値 23
◎値下り銘柄数   47   ◎(年初来)新安値  4
◎変わらず     12

◎騰落レシオ(25日)110.02%

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 ●○●●●○○●●●●○ 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-2.37%   75日線比+1.55%

◎為替  (対ドル) 103.27  (対ユーロ)141.11

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  224円(+  2円)147,453千株
 2.シャープ <6753>  370円(+ 27円)113,247千株
 3.スクエニ <9684> 2830円(+161円) 67,772千株
 4.三菱UFJ<8306>  652円(+ 17円) 59,368千株
 5.新日鉄住金<5401>  312円(+  4円) 57,155千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.スクエニ <9684> 2830円(+161円)190,159百万
 2.ソフトBK<9984> 7819円(-103円)147,377百万
 3.エイチーム<3662> 8360円(-540円) 60,093百万
 4.日経レバE<1570>10440円(+530円) 59,236百万
 5.トヨタ  <7203> 6136円(+118円) 45,764百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1810万株 買い1830万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が5日ぶりに大幅高、前日末比403
円(2.70%)高の1万5383円で取引終了です。

 (1)昨晩のNYダウが90ドル高となったこと、(2)円相場が1ドル=
103円台前半の円安に振れたこと、加えて(3)トルコ中央銀行が通貨リラ
防衛のため主要政策金利を2倍強に引き上げ、インドも物価上昇を抑制するた
めに昨日に政策金利を引き上げたことで新興国を巡る懸念が一旦後退したこと
・・・これらを好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行。昼からもアジア主
要市場や新興国通貨が上昇していることが買い安心感を誘い、大引けにかけて
戻り売りを吸収して一段と上げ幅を広げています。尚、今晩に米FOMCの結
果発表を控えています。量的金融緩和に伴う資産の買い入れ額を100億ドル
減らして月間650億ドルにするとの見方が多いですが、その結果に注目が集
まります。売買代金は概算2兆4778億円、上海総合指数は11ポイント高
の2049です。

 業種別では、紙パ、倉庫、非鉄、証券、電力ガス、医薬品、化学、建設の上
げが顕著です。

 個別銘柄では、道路舗装等の改質アスファルト乳剤でトップのニチレキがス
トップ高、150円高の1146円となっています。昨日の引け後に14年3
月期連結営業利益計画を従来の44億円から前期比96%増の64億円に大幅
上方修正。併せて増配も発表したことで好感した買いが集まっています。道路
舗装事業が好調です。

 人材業界2位のテンプHDが124円高の2969円と大幅高。政府が20
15年春から労働者派遣制度を見直し、企業が派遣社員を受け入れる期間の上
限を事実上なくすと報じられ、好感した買いが入っています。派遣元と無期契
約を結んだ派遣社員は期限なく働けるようになります。

 オービックが321円高の3275円と大幅高。昨日の引け後に2013年
4~12月期の連結純利益が前年同期比27%増の130億円と発表。4~1
2月期として過去最高を更新し、併せて増配も発表したことで好感した買いが
入っています。主力の基幹系統合業務ソフトウエア「OBIC7シリーズ」が
大企業向けを中心に好調です。

 保育園運営等の子育て支援最大手のJPホールディングスが39円高の46
8円と大幅高。政府が社内保育所増加のための制度を15年4月から導入する
と報じられており、業績拡大期待から買いが膨らんでいます。

 その他、1都3県中心にマンション分譲のタカラレーベンが37円高の35
2円、電子部品のアルプス電気が110円高の1374円、道路舗装大手の東
亜道路が39円高の524円、ガラス繊維用いた産業資材に強い日東紡が30
円高の484円。

 不織布国内最大手の日本バイリーンが22円高の672円、ぜんそく薬主力
のキョーリン製薬が57円高の2318円、おもてなし関連の帝国ホテルが6
8円高の2498円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、清水建、ユアテック、九電工、グリコ、三浦工業、オ
イレス工、アルプス、プレナス、竹内製作・・・等々です。


☆スペシャル版(有料版)通信

 本日は日経平均株価で403円という大幅高。土曜日の増刊号をはじめ、こ
の度の大きく下押しした局面で、

 「株式投資に取り組んでいますと、必ずこうした下落場面には何度も出くわ
します。気持ちが萎えてとても投資する気にはなれない、これが普通の心情で
す。それでも、ここで忘れてならないのは、『最大の稼ぎ時は下落相場の中に
あり!』ということです」

と一貫して申し上げてきました。そして、その通りの展開となりつつあります。
ピンチとチャンスは常に背中合わせであり、下押し局面をいかにチャンスとし
て活かせるか、これが投資成果に大きく直結してきます。上がって嬉しい時よ
りもむしろ下がって苦しい、面白くない時、こうした場面こそ稼ぎ時となるの
が常です。



~投資の道標(みちしるべ)~

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【2】主な材料                          **
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・10~12月期の景気、4期連続で上方修正 財務局長会議

・消費増税前の「駆け込み婚」商戦 ホテルが次々割安プラン

・日テレ、タカラトミー傘下タツノコプロ買収へ アニメ拡充

・ホンダ、13年の世界生産台数4.5%増で過去最高を記録

・コマツの4~12月期、営業益10%増 通期予想は据置き

・スズキ、13年の海外生産台数と国内販売台数が過去最高に

・JR東海の4~12月、32%増益で過去最高 新幹線好調

・米大統領、雇用拡大が最優先 アジアを重視 一般教書演説




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【3】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   A(2678)アスクル          4,500円
 据置き   A(5440)共栄製鉄          2,200円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A(8308)りそなHD          730円
 新 規   A(9064)ヤマトHD         2,600円

[シティG証券]
 据置き   B(9613)NTTデータ    3,500→ 3,900円

[野村証券]
 引上げ B→A(6770)アルプス電気     740→ 1,550円
 引下げ B→C(6857)アドバンテスト   1,205→   708円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(4063)信越化学          7,000円

[大和証券]
 据置き   1(4684)オービック         4,200円
 据置き   1(4733)OBC           4,635円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】「取り組み妙味」とは                    **
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 信用取引の残高は、買い残の方が大幅に多いのが通常の状態ですが、相場の
先安感が強まりますと買いポジションの解消で買い残が減少するとともに新規
のカラ売りが増加します。

 ところが、信用取引ではいずれ反対売買をする必要があるため、下落してい
た相場に底堅さが出てきますと、今度は売り方の買い戻し期待で先高感が強ま
るケースがあります。

 これを、信用買い残を信用売り残で割った信用倍率から見てみますと、買い
残の減少・売り残の増加で信用倍率は1倍そこそこ(買い残と売り残の規模が
拮抗)にまで低下したり、さらに1倍を下回る場合もあります。

 信用倍率の低下は、買い残(将来の売り圧力)が多い状態から需給が改善し
たことを示唆しており、この状態を「取り組み妙味が増す」「好取組」などと
言います。

 下落の流れから一転して相場が上昇に転じれば、損失拡大を嫌った売り方の
買い戻しでさらに相場上昇に弾みがつく、それを期待しての表現です。




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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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上記の話題に限らずですが、一つの見方や経験則があったとしても必ずそうな
るとは限りません。同じ瞬間に、下がっているから売る人もいれば、下がった
から買う人もいます。売買の判断を下す際は、視野を広く持って総合的に勘案
することが不可欠です。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/
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   「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし)


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断
でなさるようにお願いいたします。


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 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号
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