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――――――――――――――――――――――――――――――――――― 誠意と信頼をお届けする株式投資有料メールマガジン ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『アクア・スペシャル版』 具体的な個別銘柄情報や、一歩踏み込んだ相場観や投資手法に関する解説等 お役立ち情報満載! 株式投資を考えているすべての方へおすすめします。 ◆お申込み・詳細は・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ ◎ ハロー!株式 ◎ 2014/04/11 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんばんは。aquaです。 日経平均株価はこの1週間でおよそ1100円の下落となりましたが、1日 の下げ幅としては1987年10月20日の3836円安という記録がありま す。 これは19日(月曜日)のNY市場が歴史的な大暴落(ブラックマンデー) となったことを受けて、数時間後に取引が開始した火曜日の東京市場で売り一 色となった際の記録です。 参考までに、日経平均株価の下落幅上位は下記にようになっています。 1位)1987年10月20日 21910円 -3836円 2位)1990年 4月 2日 28002円 -1978円 3位)1990円 2月26日 33321円 -1569円 ちなみに、1987年10月20日の暴落は1日の下落率(14.90%) としても過去最大です。反対に日経平均の1日の上昇幅の上位は下記のように なっています。 1位)1990年10月 2日 22898円 +2676円 2位)1987年10月21日 23947円 +2037円 3位)1994年 1月31日 20229円 +1471円 上昇率でみた場合、1990年10月2日の2676円高は13.24%で 2位。上昇率1位は2008年10月14日の1171円高の14.15%で、 当時は米金融大手リーマン・ブラザーズが破たんした影響で世界の金融市場が 混乱していました。いわゆるリーマン・ショックへの対応で日米欧の中央銀行 が協調してドル資金の無制限供給などの対策を打ち出したことが好感され、N Yダウ、日経平均ともに過去最大の上昇率を記録しました。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.様々な条件付き注文 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 13960.05(-340.07)▼2.38% ◎TOPIX 1134.09(- 15.40)▼1.34% ◎売買高概算 23億8848万株 ◎売買代金概算 2兆4143億円 ◎時価総額 403兆0151億円 ◎値上り銘柄数 205 ◎(年初来)新高値 7 ◎値下り銘柄数 1523 ◎(年初来)新安値 371 ◎変わらず 75 ◎騰落レシオ(25日) 78.38% ◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ○○○●○○●●●●○● 50.0% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-4.73% 75日線比-7.13% ◎為替 (対ドル) 101.75 (対ユーロ)141.31 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 198円(- 2円)158,590千株 2.三菱UFJ<8306> 530円(- 12円)105,070千株 3.マツダ <7261> 440円(- 8円) 52,192千株 4.新日鉄住金<5401> 267円(- 2円) 48,830千株 5.野村 <8604> 611円(- 15円) 44,160千株 ◎売買代金上位 (円) 1.ソフトBK<9984> 6900円(-274円)179,637百万 2.日経レバE<1570> 8570円(-430円)106,846百万 3.ファストリ<9983>33820円(-2890円)91,738百万 4.トヨタ <7203> 5314円(- 7円) 74,813百万 5.三菱UFJ<8306> 530円(- 12円) 55,888百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2570万株 買い1600万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比340円(2.38 %)安の1万3960円と2月4日に付けた年初来安値1万4008円を下回 って年初来安値更新です。1万4000円を下回ったのは昨年10月8日以来、 約半年ぶりです。 昨晩のNYダウが266ドルの大幅安となったこと、円相場が1ドル=10 1.30円前後、1ユーロ=140.60円前後の円高に振れたことを嫌気し て朝方から幅広い銘柄に売りが優勢。日銀による追加緩和期待が後退していた ところに海外株安と円高が直撃する形となり、週末要因としてのポジション調 整の売り、さらに信用取引の追証(追加証拠金)発生回避の売りが加わり、9 :14に一時下げ幅が415円となって1万3885円まで下押しする場面が ありました。その後は円相場がやや落ち着きを取り戻したこともあり、幾分下 げ幅を縮小。ほぼ終日1万3950円を中心にもみ合う展開となっています。 4月限オプションのSQ値は1万3892円、売買代金は概算2兆4143 億円、上海総合指数は3ポイントの小幅安です。尚、本日の下げで黄金分割比 率で計算した下値メド1万3900円にほぼ到達した形となっています。 業種別では、鉱業、電力ガス、石油が高く、他の30業種は下落しています。 個別銘柄では、相場全般安の中にあって石油関連株が堅調。国際帝石が16 円高の1347円、海洋掘削が5円高の4045円、コスモ石が4円高の18 2円、JXが5円高の488円、東燃ゼネ石が4円高の900円と値を上げて います。 ロシアのプーチン大統領が欧州各国首脳に書簡を送り、ウクライナによるロ シア産天然ガス購入代金の滞納が続けば、ウクライナ経由でのガス供給を停止 する可能性があると示唆。ウクライナ情勢の緊迫で天然ガスの供給が逼迫すれ ば石油価格の上昇に繋がるとの思惑から買いが入っています。 森永乳業が4日連続高、2円の小幅高ですが355円と2年9ヶ月ぶりの高 値水準まで上昇しています。今年に入ってから15%程度上昇しており、同期 間に日経平均株価は15%程度下落しており、逆行高を演じています。業績好 調でPBR(株価純資産倍率)は0.7倍台と割安感があります。 靴販売の大手のチヨダが157円高の2388円と大幅高で年初来高値更新。 昨日に15年2月期の増収増益見通しを示し、同時に自己株式の取得も発表し たことで好感した買いが入っています。自社株買いは14日から5月23日の 間に50万株、10億円を上限に実施します。 竹内製作所が194円高の2640円と大幅高。14年2月期売上高を52 0億円から536億円、(前期比30%増)へ、経常利益を52億円から64 億円(同2.2倍)、純利益を37億円から46億円(同39%増)に大幅上 方修正し、好感した買いが入っています。国内で生産する建機の9割以上を欧 米など向けに輸出しており、その欧米向け輸出が好調です。 一方、ファーストリテイリングが2890円安の3万3820円と大幅安で 年初来安値更新。昨日に2014年8月期通期の純利益見通しを従来の微増か ら一転して減益に下方修正し、嫌気した売りが膨らんでいます。日経平均株価 が大きく下落しており、株価指数先物の下落に伴う裁定解消売りも重荷となっ ています。ソフトバンクも274円安の6900円と大幅安です。 また、証券や銀行株が軒並み大幅安。業種別で値下がり率トップです。東海 東京が25円安の766円、松井証が30円安の958円、大和Gが24円安 の801円、野村HDが15円安の611円、みずほFGが2円安の198円、 三井住友FGも32円安の4062円といずれも年初来安値を更新です。 本日の新高値銘柄は、森乳、コタ、コジマ、チヨダ、明治機械、フクダ電子 ・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・エネ基本計画、原発を重要電源と明記 原発ゼロ方針を転換 ・G7緊急会合で声明 ウクライナへの金融支援の必要性訴え ・会社設置法が可決成立、鉄道や空港などインフラ輸出後押し ・3月の日銀金融政策決定会合議事要旨、輸出鈍化に懸念の声 ・2月の情報サービス業売上高、4.4%増 消費増税対応で ・2月のエンジニアリング業の受注高、79%増 中東向け等 ・4月第1週の家電販売、前年比2割減 消費増税直後の動向 ・ファストリ株が一時10%安、週明け14日まで空売り規制 ・G20開幕、地政学的リスクの懸念共有 共同声明で言及へ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [シティG証券] 据置き A(3593)ホギメディカル 6,800円 [野村証券] 据置き A(9984)ソフトバンク 10,880→10,740円 据置き A(9433)KDDI 7,530→ 7,170円 [SMBC日興証券] 据置き A(7203)トヨタ 8,300円 据置き A(8185)チヨダ 2,400円 据置き B(6967)新光電工 1,300→ 900円 据置き B(6988)日東電工 4,200→ 4,300円 [みずほ証券] 据置き A(2607)不二製油 2,150→ 1,750円 引上げ C→A(6954)ファナック 15,800→21,500円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】様々な条件付き注文 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ オンライン取引が普及する以前の売買注文は、価格を指定する「指値(さし ね)」注文と、価格を指定しない「成行き」注文、前引けまたは大引けの売買 のみに参加する成行き注文「引成(ひけなり)注文」や、寄り付きまたは引け の売買のみ参加する「条件付指値注文」など、あまり種類は多くありませんで した。 しかし現在は、条件付きの多様な注文が可能となっており、相場に張り付い て見ていることができない個人投資家にとりましても大きなメリットです。 ちなみにカブドットコム証券では下記のような条件付き注文が可能となって います。 【逆指値注文】 通常の指値注文と逆で、指定した価格よりも株価が高くなったら「買い」、 安くなったら「売る」という注文。 ロスカット(損切り)に限らず、たとえば「800円で購入した株が上昇し、 1200円を狙えそうだが、1100円を下回るようだったら売り」といっ た場合にも有効なのが逆指値です。また、相場がボックス圏を上放れた際( 上値抵抗を突破した際)のトレンドフォローが可能です。 【W指し値注文】 売買注文の際に、時価の上下で指値+逆指値ができる条件注文。たとえば、 時価700円の手持ち株の売却で「760円の指値注文をだしつつ、株価が 680円まで下がったら指値を678円に訂正」といった設定が可能になり ます。この場合、700円が買い値だとすると、760円の注文は利益確定 の売りで、678円への指値訂正は損切りとなります。 【Uターン注文】 たとえば「300円で買って、330円で売る」というように、買い注文の 際に、その銘柄の売り注文まで予約が可能。この場合、買いが約定してから、 売りが自動発注されます。 【リレー注文】 銘柄を乗り換える際「手持ちのA株を売って新規にB株を買いたい」場合の 注文方法で、売り注文→約定確認→買い注文という一連の操作が一度の注文 で設定が可能です。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 騰落レシオは、相場の天井や底入れのタイミング(反転時期)を推し量る指標 として注目されます。本日の騰落レシオは78.38%で、久しぶりに80% を下回り、昨年8月29日以来約7カ月ぶりの低水準となりました。ちなみに、 騰落レシオのサインはその時も有効に機能しており、日経平均は昨年8月28 日の安値から約1カ月後には約1600円ほど高い水準にまで反騰しています。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =8年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2013 http://melma.com/contents/moy2013/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 6年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞 2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年以降はコンテストなし) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━